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日常のつぶやき~この庭と草木

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『アーセナルにおいでよ』

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2024/9/25 2024/9/25
殺すためではなく、生きるための武器。
「アーセナル」は武器庫なのだ。
 
【あらすじ】
「おれ、今度、起業するんだ」
幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。
会社の名前は「アーセナル」。
“武器庫”を意味するという。
容姿にコンプレックスを持つ千香。
中学生で不登校になった甲斐。
詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。
バツイチのコトリ。
それぞれの痛みを抱えたメンバーたちは、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく。
ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした4人の若者たち、彼らが起業という一つの目標に向かい、奮闘し、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる、青春小説の新たなる傑作です。
 
過去を振り返り、いろいろと考えつつ読み進めました。
元気をもらえる本です。
 
【本】
#本

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『百年の子』

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2023/8/8 2023/8/8
 
古内一絵さんの新しい本は、出ていないのかな?と蔵書検索して見つけました。
 
早速、図書館で借りました。
 
◇内容◇
昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌
人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。
舞台は、令和と昭和の出版社。
コロナ蔓延の社会で、世の中も閉塞感と暗いムードの中、意に沿わない異動でやる気をなくしている明日花(28歳)。
そんな折、自分の会社文林館が出版する児童向けの学年誌100年の歴史を調べるうちに
今は認知症になっている祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。
世界に例を見ない学年別学年誌百年の歴史は、子ども文化史を映す鏡でもあった。
なぜ祖母は、これまでこのことを自分に話してくれなかったのか。
その秘密を紐解くうちに、明日花は、子どもの人権、文化、心と真剣に対峙し格闘する
先人たちの姿を発見してゆくことになる。
子どもの人権を真剣に考える大人たちの軌跡を縦糸に、母親と子どもの絆を横糸に、
物語は様々な思いを織り込んで、この先の未来への切なる願いを映し出す。
戦争、抗争、虐待……。
繰り返される悪しき循環に風穴をあけるため、今、私たちになにができるのか。
いまの時代にこそ読むべき、壮大な人間賛歌です。
 
令和三年春明日香からはじまり、
昭和19年のスエへ
令和三年初夏、夏、夏、令和四年夏、
昭和20年のスエ、
昭和四二、四三、四五年の野山彬
 
令和と昭和が順番に展開されて行きます。
こういう展開は、時折見かけます。
懐かしい昭和が身近に感じられました。
 
2021年に読んだ『そのひと皿にめぐりあうとき』https://jp.bloguru.com/moon/412003/2021-08-08を思い出しました。
 
【本】
#本

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新訳 紅楼夢 全七冊

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2013/9/25 2013/9/25 2014/3/25 2014/3/25 新訳 紅楼夢 全七冊
 
先日、友人から「一万円選書」の読書カルテ20冊分を作っているとのことで、
私も過去に読んだ本を顧みることにしました。
印象に残る20冊は、すぐに出てきたのですが、その他にもお気に入りの本がありました。
印象に残る本とともにその本を読んでいた時代まで蘇りました。
 
その中で、2018年春に文庫で読んだ『紅楼夢』https://jp.bloguru.com/moon/319910/2018-03-19
2巻欠けていたのを思い出して、
新訳があるのを知り、図書館で借りて読みました。
4月16日から読み始めて、昨夜読了しました。
 
◇内容◇
一冊・天上の夢幻境から下界へ降り、輝く美玉を口にふくんだ姿で、
栄華を極める大家の御曹司に生まれ変わった賈宝玉と、
彼を追ってきた林黛玉をはじめとする、いずれ劣らぬ美少女たち
前世の因縁による運命の翳りをかすかに予感させつつ、
賈家のおばあさまの絶対的な庇護の元に彼らは出逢い、壮麗なドラマがここに幕を開ける
・・・・・
 
七冊・栄枯盛衰、深い寂寥感と微かな希望とともに、一幕の夢幻劇はついに幕を下ろす。
 
 
上下二段の細かい文字の本で、一冊300ページ~500ページあり、
目と脳が大変疲れましたが、大変面白く読みました。
 
訳者は、高校二年生の夏休みにこの紅楼夢に出合い、原文を読みたいがために中国文学を専攻して、
将来訳すに至るというところに因縁を感じます。
 
【本】
#本

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『アンと幸福』

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2023/10/30 2023/10/30
 
和菓子のアンシリーズ第4弾。
 
2023年10月末に新刊が出ていたのに、気付いたのは12月に入ってからでした。
 
すぐに図書館に予約したけれど、手元に届いたのは3月13日でした。
 
◇内容◇
「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。
別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。
東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。
アルバイトから正社員になり、はじめての出張を経験します。
甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。
人の転機は十人十色。甘いお菓子で一息いれて、さあ進みましょう。
 
面白いのだけれど、なんとなく四角四面の窮屈感がある作品です。
 
生真面目なんです。
 
【本】
#本

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『野火、奔る』

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2023/10/30 2023/10/30
◇内容◇
小間物問屋『遠野屋』の主・清之介は、生国嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。
その紅餅を積んだ船が突然消えた。
さらに奉公人のおちやを亡き伯父に代わって大店『八代屋』を継いだ長太郎が、
今頃になって無理矢理連れ戻そうとすることに、
北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。
『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。
ニヒルな同心・木暮信次郎、元刺客の商人・遠野屋清之介。
尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!

これで、今年の楽しみの本を読み尽くしました。
毎年愉しみにしている本のひとつの弥勒シリーズ第12弾。
今回は、遠野屋の奥座敷がほとんど使われず、事件は様々な展開を見せました。
ぞわぞわぞくぞくとした展開に引き摺られるように読みました。
今回も面白い!!

最後が完結しなかったのにまた一年以上待たされるとは・・・続きが早く読みたくなります。

【本】
#本

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『102歳、一人暮らし。』

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2023/1/10 2023/... 2023/1/10
2023/2/20 第五刷

◇内容◇
よく寝てよく食べよくしゃべる。
こんなかわいいおばあちゃんになりたい!

尾道市の山あいの町で畑仕事をしながら一人暮らしを続ける哲代おばあちゃんの日常を追いながら
「長生きできる八つの習慣」

「生き方上手になる五つの心得」
一. 物事は表裏一体、良いほうに考える
二. 喜びの表現は大きく
三. 人をよく見て知ろうとする
四. マイナス感情 笑いに変換
五. 手本になる先輩をみつける

「私らしくいるための五カ条」
一. 自分を丸ごと好きになる
二. 自分のテンポを守る
三. ひとり時間も大切
四. 口癖は『上等、上等』
五. 何気ないことをいとおしむ

などを紹介。
哲代おばあちゃんの名言やチャーミングな写真がてんこ盛りで、
読めば「うまいこと老いる」極意がわかり、元気がもらえます。
哲代おばあちゃんの「おいしい長生きレシピ」もカラーで掲載!

「老いるとできないことは増えるし、心がふさぐ日もあります。
でもね、嘆いてもしょうがない。
私は自分を励ます名人になって、心をご機嫌にしておくんです。
人を変えることはできませんが、自分のことは操作できますけえな。
そんなおばあさんのひとり言を集めたような本でございます。
あの世で夫も大笑いして読んでくれとることでしょう」(はじめに より)

◆長生き時代の教科書的な読み物です。
生命線が長い私は、110歳まで生きそうです。
まだまだ先は長いので、愉しく生きるコツを学びます。
夫だった故良英さんのことが大好きだったのでしょうね。
手本になる先輩は姑さんってところも素晴らしいです。
#本

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『そこはかさん』

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2014/5/18 2014/5/18
『そこはかさん』とは「あるかないか、わからないもの」
見える人には、それぞれ違う見え方をするらしい。

◇内容◇
舞台は京都にある種麹屋・築百五十年の旧家。
その古くて暗い台所には竃神が祀られたおくどさんがあった。
そして、代々女性にしか見えず、見る者によって形や姿が異なるといわれる”家霊・そこはかさん”なる存在が―。
はたして娘の美代ちゃんの目に映ったそこはかさんとは…。
その謎を巡って舞台は、友人から招待された夏の家の富山から、
英国に住む叔母と一緒に過ごすクリスマスの大邸宅へ!
美代ちゃんの旅は続く。

図書館の書架で、本を探している時に偶然見つけた本です。
題名に惹かれました。
ただ、読めるのかな?と心配ではありましたが、借りることにしました。
ああ、面白かった!!    
昨夜は、家の中で一人でした。
外では、雨音がして、時折、家の中で音がします。
本を読みながら、背筋がゾクゾクぞわぞわしました。

【本】
#本

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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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青瓜不動 三島屋変調百物語九之... 2023/7/28 2023/7/28

年に一度のお愉しみ♬

今年も愉しく読めました。

また来年の十巻目が愉しみです。


◇内容◇
おちか、ついに母となる。
第一話 青瓜不動 
 洞泉庵のいねが語る行く当てのない女達のため青瓜畑の土から生まれた不動明王。
第二話 
 だんだん人形 文三郎が語る悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る鉢金と胸当てをつけた武者の土人形。
第三話 自在の筆 
 古田庵の店主が骨董屋で語る描きたいものを自在に描ける不思議な筆。
第四話 針雨の森 
 人ならざる者たちの里で育った門二郎が語る物語。

恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める。

だんだん人形より
「悪がどれほど幅をきかそうとも、善は滅びない。だんだん人形はその証だ」
読みもの、物語は、そういう証を人の心の目に映すために紡がれる。
書物は、この世のあるべき証を載せる船みたいなものですよ。

【本】
#本

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田舎のポルシェ

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2021.4.15 2021.4.15

以前、よく読んでいた篠田節子さんの作品を検索するとこの本に出合いました。

気軽に面白く読めました。

◇内容◇
「田舎のポルシェ」・・・実家の農家を飛び出した女性が、実家の米を引き取るため大型台風が迫る中、
強面ヤンキーの運転する軽トラで東京を目指す。
波乱だらけの強行軍。

「ボルボ」・・・不本意な形で大企業勤務の肩書を失った二人の男性が意気投合、
廃車寸前のボルボで北海道へ旅行することになったが――。

「ロケバスアリア」・・・夫に先立たれた介護士は「憧れの歌手が歌った会場に立ちたい」。
女性の願いを叶えるため、コロナで一変した日本をロケバスが走る。

それぞれ秘めた思いを抱いて、トラブル連発のロングドライブが展開する。

続きが読みたくなる三作品でした。

【本】
#本

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教養としての着物

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教養としての着物 教養としての着物 教養としての着物

フリーペーパーで、この本が紹介されていて、興味が湧いたので、
図書館で借りました。

◇内容◇
1000年の歴史ある着物を着てグローバル社会に踏み出そう。
海外から注目されている着物の知識をわかりやすく解説します。
-----目の前にある一枚の着物が、どうやって着物になったのか、
どれだけの人の手がかかっているのか。
そうした背景がわかると、
私達人間の手に貴重なモノを生み出す無限の可能性があることを感じます。-----


二月に生家仕舞いをした時に
母の着物を処分しようと思い、着物の買取を謳っているお店に買取を依頼しました。
仕付け糸が付いたままの着物や一度も締めたことがない帯など、
担当の方がいうには「全て中古品になります」とのこと。
「着物の買取を売り」にしているのに、結局、金(GOLD)やブランド物のバッグが目当てのようでした。
何だか日本の伝統衣装の着物が可哀そうになりました。

仕方がないので、桐の箪笥ごと、持ってきました。
その後、着物を洋服にリメイクする本を読んだりと・・・。

嫁入りの時の桐の箪笥にも着物がぎっしり。
涼しくなったら、久しぶりに着付けを始めたいという気分になりました。
これからの趣味は、着物への回帰です。

【本】
#本 #着物

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