著者 <人生相談の大家> 加藤 諦三(かとう たいぞう)~早稲田大学名誉教授 書籍名 <嫌いなのに離れない人> 人間関係依存症の心理 から抜粋NO2 愛の欠如で成長した人は、誰にでも好かれたいいう強迫的な要求をもつ。 そこで全ての人を嫌いになる。 こうして人間嫌いになる。 全ての女に好かれたいと思った男は高齢になって <女を皆殺しにしたい>と日記 に書いていた。 その人にとっては他者は一人一人が個性を持った人ではない。 一人一人固有の存在ではない。 人は誰であっても同じ人である。 心理的に健康な人にとって他者一人一人顔を持った固有の人である。 それは誠実の人であったり、冷たい人であったり、心の温かい人であったり、 親切な人であったり、ずるい人であったり・・・・・・・・・・・・・・である。 だから好きな人もいれば、嫌いな人もいる。 尊敬できる人もいれば、つきあいたくない人もいる。 <あんな人に好かれたくない>という人がいる。 反対に親しくなって、その人から学びたいという人もいる。 その人の心の健康や心の病は、その人の人間関係の中で表われてくる。 恋愛をすれば、その恋愛関係の中で表現されてくる。 結婚して子どもが出来れば、その人の心の問題は親子関係の中で表現されてくる。 その関係の満足度は、ほぼその人の心の健康度に正比例する。 深刻な心の問題を抱えている人は、どのような人間関係でもその関係に持続的に満 足するということは先ずない。 難しい内容で理解しにくいが・・幼児期からの育ち方~育て方(虐待~無関心等)が 影響するようだ・・ 世間で言われる <親離れ~子離れ>・・ 一般動物の世界の様に本能的に<基本 ~規範意識範>を、自然に体験させないと歪な人に育ってしまう危険がありそうです。
Posted at 2015-01-22 14:34
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Posted at 2015-01-22 16:03
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