著者~ 児童精神科医 ~ 小林 隆児 (こ ばやし りゅうじ) 書籍名~ <甘えたくても甘えられない・・母子関係のゆくえ、発達障碍のいま> 小林さんの<発達障碍どのようにとらえられてきたか>の書きだしより・・ 今、<発達障碍ブーム>と呼ばれています。>精神医学領域のみならず、<保育 ~教育~福祉~保険~看護等の諸領域>では、発達障碍をテーマとした雑誌や著 書が目白押しです。 今日の社会では、<サービス業が産業界で大きな割合>を占めるようになり、そこ では<コミニュケーション力>が強く求められています。 そのため社会の要請についていけない人達の存在が鮮明に浮かび上がるようになってきました。 人の<発達障碍>が盛んに取り上げられるようになったのは、そのような事情が大きく反映しているのでしょう。 当初は幼児期の子どもを対象にしていた<発達障碍>が、<幼児期から成人期>に至るまで広範囲に適用されるようになった。 詳細にわたり多くの事例を混ぜ~丁寧な解説です。 小生の周囲にも、それらしき人 (老若男女を問わず)が、見受けられます。 <知的能力>は、普通でも <マイペースで??協調~団体行動が出来ない人> 今までは<自分勝手でしょうがない奴・・>と、考えていましたが<発達障碍組>だったんだな・・ 子供の頃の教育~訓練に漏れたまま・・是正されず生活してきた <気の毒な人>と理解して<腹を立てずに穏便>に接することにしよう。