<健康第一>は間違っている
Aug
21
発行所~ 筑摩書房
日本は世界一の長寿を達成したが、健康・長寿願望は止まることを知らない。
このうえ何を望むというのか。
巷にあふれる健康情報や様々な医療データを精査し、おもに生活習慣病の治療と予防について根本から問いなおすもの。
健康より大切なものはないのか。
治療や予防によって損なわれているものは何か。
著者は結論を先取りして、最も端的に書けば次の通りである・・と綴っている。
<長生きを目指すのは間違っている>
<健康第一は間違っている>
<健康寿命>
世界一の寿命を達成したといっても、長くなった部分が寝たきりであったり、介護が必要であったりするのであfれあば、長生きは達成されても・・健康は達成されていないということになる。
<医療費を使う人、使わない人>
医療費の面から見た <迷惑をかけない人>とは、健康保険料をきちんと納め、一度も公的な検診~健診や医療をを受けることなく死んでしま人である.。
医療費を最も使う人は、公的な検診~健診をすべて受け、できるだけ早期から医療機関で治療を受け、長生きする人である。
後者は <小生>そのものです・・耳が痛いので・・大いに反省して~健康を回復に努め・・再起業して・・多額の公費を返済したいと考えています.
<代われるものなら代ってやりたい>
子どもが病気になったり死んだりしたときに、しばしば <代われるものなら代ってやりたかった>と言う。
現在高齢者には、無料~数百園の自己負担で健診が行われる。
それに対して、子供の予防接種は自費も多い。
自費であれば多くの場合、数千円かかる。
ワクチンによっては数万円というものもある。
無料でないために接種を控える人も多い。
<健康欲>を刺激するばかりの高齢者検診の無料化をやめ、子供の予防接種を無料にするというのはどうだろうか.
日本では無料化されていない・・おたふくかぜ・・B型肝炎・・ロタウイルスのいずれにも効果は明らかである。
小生はこの提案に大賛成です。
年寄りは<票>になるが・・子供は<票>にならないと公言した議員がいたが・・
若い世代の負担を減らすことにより <人口増加>も期待できます。