著書名~ 会津物語 著 者~ 赤坂 憲雄さん・・福島県立博物館・館長 + 会津学研究会 発行所~ 朝日新聞出版 図書館の書棚の新刊本で <会津>の文字が飛び込んできた. 小生の母親は <会津若松生まれ>・・小生自身も20代前半体調を崩し母親の実家で3年余り静養しました?? 会津の奥に秘められていた昔話が100年後の今によみがえった。 キツネに騙され、美女に惑わされ、座敷わらしや人助けする地蔵なども登場し、 古老たちの実話が初めて発表された・・ 1742年(寛保2年)に、執筆・編纂され、写本で伝わってきた奇談集<老媼茶話(ろうおうさわ)>が、<会津物語>の原点です。 ほんとうにあった不思議な話、たとえばキツネに馬鹿にされたとか、実施に誰かが体験した話を知りませんか?で聞き取りが始まった。 キツネとの関りは、一番体験談の多い話だった・・ * キツネの嫁入り・・ 山の中腹に、ポッポッポッと、いくつかの灯りが見えた 。一列に並んでいるように見えたので、二つ三つではなく、五つ以上あったと思う。 不思議だったが、なんだかとてもきれいだった。 灯りは消えたり点いたりしながら少しずつ数が増えて、左のほうにゆらゆらと移動していった。 途中で、いきなりパット全部消えた・・それっきりだった。 あれが<キツネの嫁入りだったんだ> * キツネの証文 * キツネが跳んだ * 竹の原のキツネ * キツネに回される * キツネの送り火 * 落合の古キツネ 全部で100話が紹介されています・・ 大半の話者は、小生と同世代の方から年長は大正末期生まれの方々です・・ 小生も幼い頃に、祖父や叔母達から聞いた話もあり・・懐かしさが蘇りましたが・・ 昨今の子どもたちは、<TV等の昔話>には興味があり・・視聴率も高いそうですが <故郷の寓話>は、今一<ピン>と、こないようだ・・ 法事で実家 <南会津町>に、出かけ・・昨日帰宅した<山の神>も、興味がないらしい・・