書籍名~ <国際協力>・・その新しい潮流 著者~ 下 村 恭民さん・・法政大学名誉教授 共同著者~ 辻 一人 さん~稲田 十一 さん~ 深川 由起子 さん 出版社~ 有 斐 閣 <はしがき>から・・ <途上国支援>の潮流が多様化し・複雑化するなかで、ともすれば見失われながれがちな全体像を整理し直し <途上国支援>のありかたを、読者とともに考えたいという目的で出版した。 * 小生が<特に印象に残ったのは> 第2部 国際協力のフロンティア・・第5章 貧困削減への取組み・・貧困とは何か・・ 貧困とは衣食住を含む基本的福祉のための資源が欠如していること・・ (1) 物理的・ 人的・ 会的・ 環境的資産が欠如していて、<自然・人的災害>に対して脆弱であること・・ (2) 道路・ 輸送手段・ 水、 衛生といった基本的インフラへのアクセツが限らているか・・あるいはないこと・・ (3) 保健・ 医療や 教育といったサービスへのアクセツが不十分であること・・ (4) 自己主張すること・・・・ 我が国では<路上生活>をしていても<餓死>することはない・・ 第8章 途上国のオーナーシップとガバナンス重視の潮流 (5) 触媒としての国際協力・・日本の経験・教訓・地検の伝達 経済構造や発展段階の異なる現在の途上国にとって、参考になるのは必ずしも日本における最新の経験ではない。 100年前~50年前の出来事が参考になることも多い。 途上国社会の実相をよく観察してみればそれが的外れで、先進国の経験と矛盾していることがしばしばである。 小生には難しい言葉が羅列されている・・一声でいえば<貧乏>なこと・・ どうやら <貧困>とは<貧乏の貧乏以下・・>のことらしい・・ <小生の乏しい体験から顧みると> ミサイル発射を自慢している <北朝鮮の農村>では・・耕作に牛馬が頑張る・・戦前(70年前)の日本農村の風景です・・ 経済大国中国でも <北京他>の大都市では、スモッグで自動車や工場の操業を、規制している・・50年位前の東京オリンピック時の< 東京>にダブル・・ やはり・・日本は先進国の一員らしい・・喜んでもいられないが??