書籍名~ <手足のしびれ・・最新治療と予防法> 著者~ 平 林 冽 (ひらばやし きよし)さん・・慶友整形外科病院・名誉病院長 発行所~ 日 東 書 院 冒頭から・・ 現代人にとって<腰痛や肩こり>とともに愁訴のトップに上がる<手足のしびれ>は、<国民病>と言えるのではないでしょうか・・ <しびれ>は、整形外科の病気のみで現れるものではありません。 例えば <糖尿病>など内科的な病気や、心因性の原因によっ起こるものもある。 また不規則な食事や運動不足、喫煙、睡眠不足など、不健康な生活習慣が <しびれ>を引き起こしている場合もあります。 * <スマホ>は現代病の原因・・悪い姿勢は背骨や内臓に様々な弊害を起こします。 前かがみの悪い姿勢を長時間取り続けることにより、肩や腕ばかりでなく、首や腰に大きな負担をかけ続けています。 これでは筋肉のこわばりや血液の悪循環が生じます・・それにより <重感や脱力、しびれ>と自覚されます。 小生は<C型肝炎治療>の後遺症で・手足の指先に<冷えやしびれ、強張り>で悩まされています。 <MRI検査~ IT検査~ X線検査等>でも、異状が見られず・・度々<服薬>を変更して治療していますが効果が今一です・・ ページをめくっていたら <第2章~頸椎の病気>で思い当たる記事が目に付いた・・ 脊柱管の狭さが原因となる・・<頸部脊柱管狭窄症> 症状としては。まず首や肩の筋肉に強いコリが感じられます。 やがて首から指先にかけてしびれが現れ、下肢の動作まで困難になってきます。 昨年12月のCT検査で <軽い気管支炎>・・問題はありません・・ 1月の脳ドックのMRI検査では異状は見られないが首(頸部)が一部が細くなっている・・ ビジネスでは <すきま産業>という言葉が出てきますが・・ <医療の世界>では、各科の領域の境目あたりに問題が生じることもあるので・・気になったら<患者>から、疑問点を訴えないとまずいケースもありそうだ・・ <しびれ、痛み>のメカニズムを、丁寧に解説されています。 改善するための様々な治療、自分でできる予防と運動・・ 治らないしびれがあっても快適に過ごすための方法・・ 危険なしびれを見分けるサインなど・ <ウオーキング~ストレッち>等での予防法・・ <高齢者>の場合の運動は・・ この本の中身をマスターすれば<しびれ>が改善できそうだ