街を散策出来る最終日は、UBC (University of British Columbia) を検討しましたが、以下の理由で中止しました。
・キャンパスの敷地が広大で、また同じ位の広さの公園があり、回り切れそうになかった。
・電車とバスの乗り継ぎがあるが、残り少ない現金をキープしておきたかった。
・また大学へ戻る可能性は低いので、楽しめるかどうか分からなかった。
・午前中は翌日のチェックアウトの準備をしたかった。
代わりにYaletownを再訪し、16年前に訪れた場所を探してみました。あまり期待はしていませんでしたが、通りがかったEarlsというレストランが、当時訪れた場所だとすぐに分かりました。当時は朝早く、どの店も開店前で静かでしたが、この日はお昼時でとても人が多く、活気がありました。もう一店舗、当時訪れたアートショップを探してみましたが、これは見つけられませんでした。その店舗が入っていたらしき界隈を見かけましたが、美容関係の店舗が並んでいました。街が大きくなったのかもしれませんが、全体に、これまで持っていた印象とは異なり、閑静でない、交通量の多い場所でした。
その後、Waterfrontへ向かってDowntownを歩き、東のGastownを再訪。シェアハウスへ戻りました。近くに広そうな芝生公園があり、最後に行ってみました。雪が残る山脈を背景に、坂の上の見晴らしが良い場所で、少年グループがスケボー、中年グループが野球をしていました。
2016年、限られた時間内で一部店舗のみ訪問したアウトレットモールに、この日は再訪しました。ここは空港の側にあり、シェアハウスから1時間以上かかります。曇りで寒い日でした。
体調のせいかも知れませんが、一部地下を走る電車に揺られていると酔ってしまい、目を瞑っていました。1時間以上かかるとしても長いと感じ、また先程通った駅名をまた言っているようなので、これはおかしいと思いました。すると同じ線でも、YVR Airport行きとRichmond行きがあり、私は誤ってRichmond行きに乗ってしまったようで、終点に着き、また始点のWaterfront駅へ戻っていました。結構戻ってしまったものの乗り換える事が出来ましたが、まったく気が付きませんでした。
到着するとお昼になっていたので、まずはイタリア料理店へ。2017年にBerlinへ旅行した時、同僚に教えて頂いたGnocchiというパスタを初めて食べました。あまり味がせず美味しくありませんでしたが、団子のような食感が面白いと思いました。寧ろコーヒーの方が美味しく、Vancouverで注文したコーヒーの中で一番美味しかったです (スタバは高いので行かなかった)。しかし、その店は10% Offの対象だったのにクーポンの提示を忘れてしまった事と、やや大きな額のチップを要求されました。中華以外の食はガッカリさせられっぱなしです。
今回は充分時間があったので、すべてのお店を回りました。それでもせいぜい3時間の滞在と考え、その後の予定も検討していました。しかし予想外に見所が多く、18時まで周回、20時まで買うものを吟味していました。閉館の21時までは、中華料理店で夕食をとりました。卵の黄身とカボチャが入ったような味の、黄色いソースが入った甘い蒸かし饅頭がとても美味しかったです。3個セットはかなりのボリュームで、2個で充分でした。
Chinatownは、16年前に訪問した時、既に治安の悪さを言われていました。この日は朝9時に訪問したので店が開いておらず、界隈を散策しました。早速遭遇する浮浪者。歩けば歩くほど異様な光景です。とは言ってもChinatownの店自体は堅実で、店員は開店前に店先を掃除し、また八百屋は早朝から活気がありました。
どこまでがChinatownなのか散策中、ある通りに足を踏み入れると風景が一変し、浮浪者が集まる一帯に遭遇しました。通りの名前を見るとHastings Streetとあります。期せずして一番行ってはいけない所に来てしまったと思いました。Chinatownの東隣のDowntown Eastsideという地域が、その通りを中心にスラムで、行ってはいけないとの情報がありました。しかし実態は、Downtown Eastsideに限らず、Hastings Streetすべてが避けるべき通りのようでした。後述する観光地であっても、この通りは東西に横切るので、住民はもちろん観光客も、この通りにたむろする浮浪者を必ず見ることになります。結果、この街には半端ない数の浮浪者が溢れているようでした。但し、夜は危険なのかも知れませんが、住民にとっては日常であり、お年寄りも子供連れの母親も通ります。事前に入手した情報ほど危険ではないように見えます。
10時になり店が開き始め、Blenz Coffeeというコーヒー店で休憩後、Chinatownの北隣のGastownという観光地へ。溢れるほどの観光客です。その後、湾に沿って西に向かい、Waterfrontという地域へ。ここはビジネス街で、コンサルティング会社のビルがあったり、Vancouver Convention Centreという、会議室が集まった大きな施設があります。入館チェックなく入れるので、訳も分からず入ってしまいました。
その後南へ降り、Downtownでウィンドウショッピングをしましたが、ここにも多数の浮浪者がいました。そこから東のChinatownへ戻り、中華料理店で夕食。最後、駅へ戻る際に通った駐車場とモールらしき建物の付近が、16年前に駐車した場所なのに気付き、懐かしく、しばらく写真を撮りました。
この日は、小さな半島全体が市場や土産物屋になっているGranville Islandへ行きました。昨日に湾岸を歩いた時、その半島が南側の向こう岸にあり、橋が通っているのにも関わらず、フェリーに乗らないと移動出来ないように見えました。しかし後で、湾の突き当たり、Science Worldと呼ばれる施設を目印に南側の湾に沿って進めば、同半島に徒歩で移動可能と分かり、そのルートを試しました。
私にとっての最寄り駅はStadium-Chinatownですが、乗り換えが必要なため面倒と思い、乗り換えの中継地のCommercial-Broadway駅で降り、その地点から歩き始めました。すると意外と距離があり、Science Worldに着いたのは40分後でした。
湾の南側も高級そうなコンドミニアムが建ち並び、北側のような新しい高層住宅もありますが、年季の入った低層住宅が多いようでした。何れにせよ、植樹の美しさと相成って半端ない上品さで、写真を撮らずにはいられません。
Granville Islandに到着し、まずは入口のシーフードレストランで昼食を取りました。サーモンと野菜のサラダを頼み、それ自体は味付けが濃くなくあっさりとして良かったのですが、会計がメニュー表で見た値段の2倍でした。場所代を取られたのかも知れませんが、普通のサラダで、地元で飲み会するのと同じ位かかったのは、後に引きずってしまいました。
何とか気を持ち直し、市場を見て回り、幾つかあるコーヒー店の1つでコーヒーを頼みましたが、ここも失敗で、釣り銭をチップと思われて持って行かれてしまいました。「それはチップじゃない」と言うには少額で、敢えて言及するものではありませんでした。解せないのは、単純にブラックコーヒーを頼むだけで、何故客がチップをくれると思うのか。
Granville Islandは土産物屋、アートギャラリー、工房が多くありました。土産物は良さげなものもありましたが、結局何も買いませんでした。古今東西、この手の場所に集まる店の傾向として、どうしてもアート系になってしまう気がします。営業中の店の数と同じ位、営業してなさそうな店もありました。
その後、半島の西にある芝生公園を散歩した後に南下し、人気のKitsilanoという商店街へ向かいました。そこの中華料理店で夕食を取りましたが、前述の昼食の半分の値段で、食べきれないほどの量が出てきました。中心部を離れれば、大分料金が異なるのかもしれません。健康上も精神衛生上も、カナダでは中華がお勧めです。
時刻は19時、どの店も閉店を始め、ホテルへ戻ろうとしたところで、近くにホテル行きの電車が無いことに気付きました。前述のCommercial-Broadway駅へ向かい、東西に伸びるBroadway通りを歩くことにしましたが、中心部の全長よりも長い距離、時間にして2時間歩きました。西側は商店街ですが、東へ進むにつれ、閑静な住宅地に変わります。住宅の灯りから住人の生活を垣間見て、貴重な時間でした。
この日は早起きをしましたが、睡眠不足か時差ボケか、朝から頭痛で困りました。部屋のテレビにNetflixが入っているので、幾つか映画を観ていました。寛ぎ過ぎて1日が終わるのは勿体無いと思い、何とか10時に外出。凄い快晴。この日に限らず、快晴の日が続きます。日が出ていると暑いくらいですが、風が吹いているせいか寒暖の差が激しく、薄めのダウンジャケットを持って行って良かったです。
とにかく中心部へ行こうと思い、まずは思い出のあるYaletownへ向かいました。とは言え、旅行前にGoogle mapsで確認し、Yaletownだろうと当たりを付けただけで、ハッキリしません。とリあへず周辺を歩いてみましたが、それらしい景色には当たりませんでした。微妙に場所が違うかも知れないので、後日再訪問の予定です。
側にある湾岸にも思い出の場所があり、その後湾岸沿いに歩きました。ヨットの停留所があり、また高価と予想しますが、素敵なコンドミニアムが建ち並んでいます。地元の人も観光客も含め人が多く、犬を連れた人、ご夫婦、イヤホンで電話している人、ジョギングをしている人など驚くほどいます。私の思い出の場所は、湾の突き当たりにありました。湾に面し、蔦が巻きついているホテルがあるのですが、今回それがSylvia hotelという名前なのが分かりました。
この時点で14時、更に西へ進むとStanley parkという森林公園があり、時間の余裕があるので行ってみる事にしました。食事場所が悩みどころで、何処でもレストランがある訳ではなく、また決め手に欠けました。Stanley parkの入口に食事場所があり、そこでやっと一息つけました。丁度その店のバイトの面接を受けている台湾の女性がおり、英語に不慣れでしたが、店員の1人が同じく台湾人で、サポートしてもらえるだろうと採用されました。私も学生の時、少しでも学費を稼ごうと、学内のSubwayのバイトをしました。英語に不慣れな中、同僚にお世話になり、その1人とは今もFacebookで繋がっています。
Stanley parkは広大ですが舗装されており、徒歩だけでなく、自転車や車の交通も多いです。風光明媚で、写真を撮らずにはいられません。予定に入れていましたが、遠いので行く事は無いだろうと思っていた、Stanley parkの突き当たりのレストランに到着。夕食を取ることにしました。少し早かったので、隣の展望台へ行きましたが、私は隙があるのか、良く写真撮影を頼まれるので面倒でした。
そのレストラン、Prospect pointは、Google mapsでは美味しそうに見えたのですが、ファストフードでした。3年前のMontrealの旅行で思いましたが、カナダは食が駄目と思います。油断するとファストフードになるし、どうでも良いサービスでチップの考慮をしないといけないので、出納帳を付けるのが日課の私には性に合いません。今回、法律で廃止して欲しいと思いました。
この後Stanley parkを一周し、これまた結構な距離ですが、シェアハウスへ戻れる駅へ向かい、中心部を東西に横切りました。歩いた道はRobson streetと言うのですが、偶然、16年前に泊まったホテルを発見。Reviera hotelという名前だったのが分かりました。泊まったのは7月、1泊7千円位だった記憶があります。中心部でその価格のホテルは、今はもう無いかも知れません。
2016年に、MontrealからVancouver経由で大阪へ帰りました。その時にVancouverで一泊しましたが、主に空港と、ホテルのあるRichmondという場所周辺に滞在し、中心へは行きませんでした。今回は16年ぶりに中心部を散策し、思い出のある場所を探してみたいと思います。
カナダではアメリカのコインが使えるという情報があり、16年前のアメリカのコインを沢山持って来ており、試しにTim Hortonsというコーヒー店で使ってみましたが駄目でした。今回使う事は無いでしょう。
空港の外に出ると空気が冷たく、しかし快晴で快適でした。久しぶりに電車に乗るので、電子マネーカードの使い方を調べていたところ、見ず知らずの方がカードを下さりました。その方も旅行者のようで、もう帰るので使う事は無いからと。しかし、受付にカードを返却すればカード代が戻って来る(Refund)はずで、その事を伝え、あなたが持っておくべきと、申し出をお断りしました。偏見かも知れませんが、西海岸はこういう親切が良くあると思います。
今回泊まるシェアハウスのあるRupertという場所は、中心部から東にあり、東へ行くのは初めてです。2回乗り換えがありますが、空港からも中心部へも、電車のみで行けます。向かう先々で建物や植樹が美しく、これまで訪問した街の中で、やはりVancouverが最も美しいと思いました。
シェアハウスでは白い飼い犬(Russell)に迎えられ、香港の時と同様、ズボンが白くなってしまいました。アジア系のお年寄りが管理されており、必需品の他、お菓子も用意されており有り難いです。到着は13:00頃で、少し寛いだ後、早速中心部へ行ってみようと思っていたのですが、急に眠気が襲って来てしまい、行くのを止めました。代わりに夕食や買い出し、またシェアハウス周辺を散策しようと、何とか外出したのが18:30。日が落ちるのが21:00頃で、長い間明るく、あちこちで写真を撮りました。かなり歩きましたがWalmartを見つけ、お土産や朝ご飯などを調達出来ました。
飛行機の離陸が1時間遅れましたが、到着は30分程度の遅れで済みました。全体に30〜1時間の誤差で、概ね計画通りに進行出来ました。
・11時
到着後、早速換金し、電車にもバスにも使えるOctpusという電子マネーカードを購入。ギリギリ電車に乗れそうでしたが、乗り換えがあるので、乗り換えた電車が終電になっては堪らないと思い、安全のためバスにしました。
・0時
すぐにバス乗り場を見つけましたが、並び方が雑で、乗るバスでない列に並んでしまい、30分程余計な時間を取ってしまいました。待っている間、前に並んでいた女性が、便利な交通機関のアプリを教えて下さったり、ホテルの位置も確認して下さいました。一晩だけのために本土まで移動する事に驚かれ、空港周辺に高級ホテルしかない事を説明すると、その事にも驚かれていました。次の日はカナダへ飛ぶ事にも驚かれ、良いなあ一度行ってみたい、と言われました。一方で私の方は、北欧系の外見の彼女が香港市民なのに驚きました。一期一会ですが面白い出会いでした。
・1時
雨だったこともあり、バスでの移動は1時間強と、予想よりもやや長くかかりました。降りるバス停が近づいたら教えてもらおうと車掌に尋ねたところ、何と英語を話さない方で、電光掲示板を見るように促されました。しかしバス停の番号や名称が、下調べした情報よりも新しいようで判然とせず、かなり悩みました。手元の地図アプリのGPSと、その電光掲示板を照らし合わせ、候補のバス停を絞り、何とか正解。ホテルの最寄りのバス停で降りる事が出来ました。
・2時
ホテルには前日になって、19時以降のホテル到着の際はセルフチェックインをするよう言われていました。事前にその方法を確認し、入館は出来ましたが、部屋に入る鍵が見つかりません。そのため部屋でなく通路で寝る覚悟をしていたところ、幸い夜勤らしき受付が白猫とともに現れて解決。流石香港、うなぎの寝床のような部屋でしたが、清潔にされており、必要なものは揃っていました。次の日の準備の後、4時間程の睡眠を取りました。
・7時半
早朝は受付がおらず、チェックアウトの際は、部屋の鍵をロビーに置くよう言われていました。起床し受付に向かいましたが、そもそもロビーがシャッターで閉まっており、鍵の置き場所がありません。更に、昨日の猫が別の部屋から出現。サービス精神で懐かれ、撫でずにはいられません。空港へ遅れる訳にはいかず、最後の難関と思いました。猫毛でズボンが真っ白になったため我に返り、電話の置かれたテーブルに、鍵と一緒にメモを残し、ホテルへはその写真を添付したメールを送って解決しました。
・8時半
バスが遅れる可能性もあるので、地下鉄にするかバスにするか迷いましたが、乗り換えのある地下鉄よりも、既に経験済みかつ空港まで直通のバスを選びました。結果、バス停に到着と同時にバスが来てくれました。日中の車窓から外を見て、本土から空港まで結構な距離がある事が分かり、一晩のために本土へ移動する事に、昨日の親切な女性が驚いていた理由が分かりました。
最近、仕事で出来ることが増えたか、または仕事後もジムへ行ったり試験勉強をしているからか、分刻みで忙しい気がします。
今空港にいます。まずは香港を初訪問しますが、到着が夜中で電車が使えないことに気付き、バスのルートを調べています。行き帰りの2日間滞在し、帰りは少し時間の余裕があるので、昔のクラスメートに会う連絡をしていましたが、時間の余裕があると言えど、せいぜい夕食程度。やはり難しいと思い、今回会うのはキャンセルしました。
カナダでも、あまり旅行の計画を立てていません。会社を運営されている日本の方がおり、その方のブログを時々見ます。イベントを定期開催されているので、滞在中にイベントがあればと思い、先程連絡を入れてみました。日本と違い休日でないと思うので、イベントが無ければ訪問しないと思います。
昨日は荷物の準備、今日は移動と下調べで、あっという間に時間が経ちました。搭乗間際ですが、香港滞在がスムーズなのを祈ります。
カナダに入国するためには、eTAという渡航許可をインターネットから事前申請する必要がある事を、旅行間際になって知りました。
昨日に申請したのですが、「申請後72時間待ち、内容に問題があれば追加書類を要求する」と書かれていました。気づくのが遅れた事、またチケット会社のメールにもガイドブックにも、大きく掲載されていなかった事を恨めしく思いました。
ビザが却下された経験の有無を問われ、私はあるので正直に書きましたが、こういうのは条件に引っかかると思うので、72時間で済まないかも知れないと思いました。そういう時代になったとは言えど、ただの旅行で、このような心配をしないといけないカナダを旅行先に選んだ事を後悔しました。
今朝起きてメールを見ると、渡航を許可する、とのメールが届いており、予想外の迅速な対応に安堵しました。
eTAは2016年から開始されたようです。私は2016年秋にモントリオールへ旅行しましたが、eTAを知りませんでしたし、入国時に何も言われませんでした。2016年秋までは猶予期間だったそうで、私の旅行がギリギリの時期だったのかも知れません。
https://en.bloguru.com/tai/275820/2016-09-06
https://en.bloguru.com/tai/278117/2
https://en.bloguru.com/tai/278782/3
2013年3月
2019年4月
USBフラッシュメモリ 1GB、2004年の最安値は7000円でした。ちなみに今も現役です。
それから15年後の現在、最安値は170円…
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