平成のお笑いブーム以降、たくさんの芸人の皆さんが私達を楽しませてくれています。
YouTubeなどの動画サービスでは、新作の漫才やコントもいつでも手軽に見れる時代、作る芸人側は本当に大変だと思うし、特に新作至上主義の日本においては、常に新しいものを求められるという、過酷な競争を強いられているといえましょう。
そんな数いる芸人の中でも、異色なコンビがいます。
それが「ティモンディ」です。特に、高岸宏行さんの本気なのか、戦略なのかはわかりませんが、「やればできる!」というネタがあります。
当時、息子たちがお世話になっていたスポーツ少年団(軟式野球)では、とてもお世話になった言葉のひとつ。1つの動作が思うようにできなかった息子たちに対して、つい「やればできるよ!」と声がけをしておりました。
そんな中、もうスポ少を卒業をして2年が経った頃、もう1つの言葉と出会いました。
それが「やれば伸びる!」というもの。
発言者は『ビリギャル』の著者の坪田信貴さん。
「やればできる」という言葉は、人間をダメにする言葉であり、やってもできないことなんて、世の中にいっぱいあるはずだと。正しくは「やれば伸びる」。できないかもしれないけど、やれば成長するのは間違いない。
技術的には成長しなくても、メンタル的には成長するかもしれない。
「成功」ではなく「成長」に目を向けることに意味があるとのことでした。
この言葉を知って、毎日行う「習慣」に対しても、自信を持ってできるようになりました。
「ありたい自分」に近づくために、決めた「習慣」を行っているわけですが、1つ1つの習慣はとても「小さな習慣」なので、なかなか爆速に変化をするのは難しい。
しかし、微差の積み重ねで、確実に変化していると信じたい。
やっている直接的な成長も大事ですが、コツコツ続けていることで、確かに「メンタル」は安定しているし、何より「自己受容感」が数年前とは比べものにならないくらい高まっていると感じています。
もちろん、自分自身の「ありたい姿」を100%達成するための「習慣」ではありますが、毎日の日常では「やればできる!」ではなく、「やれば伸びる!」を合言葉に、やっていこうではありませんか!
それが私からの提案です。
もちろん、ティモンディを否定するつもりはありません。
お笑い以外にも、影の努力を積み重ねてプロ野球選手になった高岸選手。まさに「やればできる!」を自分で証明してみせてくれましたね!
ホント、最高です!!!
さあ、「どんなやれば」を実行に移しますか?