“八仙花”《襍木 ・/・古往今来252》


学名;Hydrangea macrophylla (f. macrophylla)
幾度となく、掲載してきた花。今、最も関心を寄せてる花でもある。
日本名をホンアジサイ、テマリバナ、オタクサ、シチヘンゲ(七変化)、
ヨヒラ(四葩)、紫陽花、ガクノハナ(額花)等と総称してもいる。
今、国内で園芸種も含め同属多種あるは、薔薇とこの紫陽花位だろう。
アジサイ科には、アジサイ亜科とバイカウツギ亜科、16属約200種がある。
一般的に植栽されている手毬形のアジサイは、西洋で改良されたもの。
その西洋あじさいの種類を含めるとどれほどの種類になるか!!
中国の奥地は、植物の原点的場所で漢名は独特の呼び名がある。
そんな中に八仙花(ハチセンカ,baxianhua)と言う呼名があり、気に入っている。
これは、日本固有種のホンアジサイH.macrophylla f.macrophylla、
繡毬・八仙花を指す。ガクアジサイ f.normalis から自然交配した種。
「八仙花」とは、花の色が次々に変化してゆくさまを譬えたものに由。
古くから中国に渡り、今では、揚子江沿岸東部に野生化している。
中国では、葉を薬用に用いているらしいが、、、?
素人が用いるのは危険のようである。
「平成20年6月、飲食店で料理の飾りに出された
アジサイの葉を食べたことによる中毒事例が発生した。
厚生労働省は、飲食店及び消費者に対し、
アジサイを食品とともに提供及び喫食しないように注意を喚起し、
販売者に対し食品又は料理の飾り用に販売しないように通知を出した。」

話が脱線したが、散策の帰り、箒杉を見たあと集落を通ったら、
一家のお宅の前で画像の「あじさい」と出会えた。
見たところ、枯れ花でもなさそう!?!
今の時期(11月半ば)でこれほど立派な花に出会ったことが無い。
眺め頂きいて、園芸種の「フラウヨシコ」を想った。


12月09日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」

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“山路(5)”《襍草-種 ・/・古往今来251》


センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis terniflora DC. var. terniflora

箒杉が聳える光景を足元で飾っていた野草の種子・綿毛。
つる性植物で陽を燦々と浴び、低木林や林縁で白い花を上向きに咲かせる。
ボタンヅル・テッセン・ フユザキクレマチス等、同じセンニンソウ属の植物。
ボタンヅルも同じように種子に白い毛を付ける。
センニンソウをタカタデと記された文献も見える。
日本では、蛆虫退治に使われていた。今ではクレマティスの台木に用いられている。


12月08日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」


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“杉の大木”《襍感 ・/・古往今来250》



本物の登山道のさわりを味わって、車に乗り帰る途中で「箒杉」を見た。
屋久島の縄文杉や、石川県の栢野大杉と共に杉の巨木として知られている。
いつ見てもばかでかいって、仰ぎ見ゆる。

『(国指定天然記念物 昭和9年3月26日指定)(全国名木百選)
 山北町中川の箒沢(ほうきさわ)集落の入口付近にある箒杉(ほうきすぎ)は、
昔、禁令により6種の木材=杉・桧・欅・樅・樛・榧は伐ることが禁じられ、
この地方が宝木沢といわれたのが転じて箒杉(宝木杉)と呼ばれたとも、
また樹形が箒に似ていることからこの名称があるとも云われています。
この箒スギは、県下の巨樹として有数のもので、
胸高約12m、根廻り約18m、高さ約45mの大きさで、
推定樹齢も県下最高齢の約2000年とされています。』


12月07日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」
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“ケルン(道しるべ)”《襍感 ・/・古往今来249》


丹沢と呼ばれるほどに、沢が沢山ある身近な山、日帰りできて手軽。
高い山への練習場として通ったものだ。本物の登山とも実感してた。
僕の想う「犬越路」は丹沢の中でも奥まった所だったが、
あまりにも簡単に登山口にいけてしまうし、整備されすぎている!!
そんな思いで歩き始め「山・沢」を実感できた物があった。
「ケルン」《(ケアン、ケアーン(英:cairn)》
山中で見られる石塚。
ガスに巻かれると道を見失う危険性のある広い稜線などに、
道しるべとして積まれたもの。
〔参考:Mapple「山と高原地図」登山用語集〕
cairn: ケルン《記念塚・道程標・墓標などとして積み上げた石塚》
高山の稜線や山頂付近等に見える積み石(仔細は略・画像のような)。
僕等は、沢登りをする時、広い河原での道しるべに作った。
沢の道は、毎年変わってくる。ある種ルートの確認、
ケルンがある所では、周囲をしっかり見極める、提示である。
こんなイメージを持つが、今は、事情が変わってきているようだ。
ケルンで有名な、後立山連峰、唐松岳の八方尾根。
アルペンスキーのメッカでもあるが、夏場は、色々問題があるらしい。
観光気分で尾根の途中まで行ける。既存の大きなケルンに刺激されて、
落書きのように小さなケルンを作ってしまうことが激増してるらしい。
こうした小さな石の移動が、大きく影響してくるのだ。
同様に水の流れが変わる事で登山道自体に侵食が起こってしまう。
更に登山者が新たな道筋を作ることで植物にも影響してくる。

今回、歩いた途に階段状に土嚢を積んでいる所があった、これも問題。
歩きやすいようにしてるのだろうが、周りにダメージを与えている。
この施策には、次々と人間が整備をしないといけない悪循環。
だれでも行ける場所が、「自然歩道」か、と疑問を持った。
色々な思いを抱きながら、河原脇でケルンを見、
更に進んだ先で立派なケルン、石碑にも見える!?!
2つとも、昔はなかったような??・・・記憶に無い。

だいぶ登ってきた所で幾組かの登山者と行きあった。
皆さんが、ダブルストックを使っている。
これも気になる!!
見るとストックの先端が、尖っている。
高所のガレ場ならいざ知らず、土・木の根・植物が生えてる場所で??
せめてストックの先にゴム先(ラバーチップ)をつけるべきだ。
これも土壌侵食の原因ということを理解して欲しい。
簡易な物ゆえだが、工夫をしてほしくメーカーにはお願いしたい気持ちだ。
自然との共存は、考えるべきだと願う。
ストックは歩きを楽にしてくれる登山者にとっては重宝な装備、故に。
何かを得る、同時に何かを失っていることに気づいて欲しく思うのだ。

久し振りの登山道、整備しすぎた??登山道に複雑な思い。
爺の戯言かも知れないが、自然の恩恵に与っている者の切なる願い。



12月06日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」


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“山路(4)”《襍感 ・/・古往今来248》


「東海自然歩道・用木沢~犬越路」
このルートは、もっぱら下山ルトで使われているらしい??
のんきに昼前にここから登るとなると一寸した散策程度出ないと。
幾人かの登山者と行き会ったが皆、下山者だった。
丹沢には結構、絶滅危惧種の植物が生育してるが羊歯類が多い。
自然界で淘汰され消えていく植物もあれば、その反対もある。
環境土壌、生育土壌で自然交雑する植物達。強い生命力だ。
『植生保護柵』にどんな花が??来春から見聞したい。
登山道で開花してる植物は殆どなかったが、
一輪、楚々と咲いてる花を見つけた。
健気に魅せてくれたが、これ又、種類特定出来ない花だった。
リンドウ科/リンドウ属だろうが???


12月05日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」


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“山路(3)”《襍感 ・/・古往今来247》

幹の直径 1メートル以上もあるブナの古木!!

「東海自然歩道」と言われる通り比較的、安全に山道が整備されている。
これならば身軽な軽装備でも歩けると思った。
しかし「登山」の・・ハイキング・トレッキングの範疇に入っているからか??
行き会う登山者がいない!?!人気がないのだろうか??
ダムサイトにはあれほどの人がいたのに・・・!?!
お陰で静かな自然に包まれてのんびりと歩けた。
途に広河原があり、そこから右岸を上がって行くとすぐに大木が目に入ってきた。
ブナ(漢字に置き換える字はないと聞いている?)の老木だ。
樹齢400年はあろうか(ブナの成長はとてもゆっくりだから)。
この木、世界遺産登録で有名になった白神山地の主要構成樹木。
ブナの葉って、形が面白い。葉脈が葉の縁に向かってへこんでいる。
そのへこんだ部分が雨粒を溜め、枝から幹を伝い根元に流れる。
それ故か、ブナ林は、涵養保安林でもある。
目の前の1本の老樹、周り植物達を養っている感じだった。

ブナは、ひし形の小さな実を付ける。その栄養価は、とっても高いが!?!
結実は、毎年と言うわけではなく不定期(気まぐれ!)。
ブナの森は、動物の生育に大きな影響をもたらす。
近年、ここ丹沢のブナ林の衰退が激しい。
大気汚染・鹿による下草の菜食、ブナハバチの大量発生などが衰退原因。
ブナの老木から少し登った所の台地は、動物・植物の交差点!!
台地の一画に鉄柵があり植生保護柵が作られていた。
周りのスズタケは立ち枯れが目立つ。鹿の食害か??


『☆植生保護柵
 神奈川県では、丹沢大山保全対策事業の一環として1997年度から林床植生の衰退の著しい特別保護地区を中心に、植生保護柵を設置しています。植生保護柵内では、植物が繁茂してシカの菜食により絶滅が危惧されていた希少種の回復や、ブナの天然更新に役立っています。(「アトラス丹沢第二集」7pより)
 また設置に際しては、地形の変化及び野生動物の移動経路を遮ることがないように40m×40mを標準としています。ただし、現地の微地形や樹木の立地状況に合わせているため、寸法は小さい柵では一辺10m、大きい柵では一辺50mに及ぶものもあります。なお、登山道沿いで登山者の目に触れる機会が多いこと及び特別保護地区内という事情があることから景観にも配慮し、網及び支柱は茶色に着色されています。
(神奈川県自然環境保全センター自然情報 第1号「丹沢山地の特別保護地区内における植生保護柵の設置実績と破損状況」より)』


「ぶな」で思い出した事がある。「ブナもやし」ってご存知か!?!
ブナの実から発芽した稚芽を“もやし”に見立て食べる。
秋、落ちたブナの実の中で動物たちに食べられなかった幸運な種子。
翌年、発芽する。このブナの稚苗、周囲の下草と生存をかけて戦っているか!
“ブナもやし”発芽した稚芽を強火で炒め、醤油、ニンニク等で味付け。
これが実に美味。採取期間が短い、採取場所も限られ簡単に味わえない。
自然派の我々には、春の珍味、最高の贅沢だ。
稚芽を摘む、間引きしてやるような! 共存共栄の手法!?!


用木沢出合1.7km 犬越路0.8kmと言う道標があり、
そこからは、ちょっとした登山道、コシツバ沢を見ながらの登りになる。
途中、道幅が狭くロープの張ってある場所もあるのでここから引き返した。
連れは、富士山好き。「犬越路からの富士山」!!は、内緒にして。

12月04日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」


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“山路(2)”《襍感 ・/・古往今来246》

今は、右側に登山道がしっかりと付いているが、
昔は左側の沢沿いを歩いた。樹々を見上げながら。
かつては橋下の沢沿いをヘツって(岩場をはうように)上流へと向かった。
どこにでも見られる枝沢だが、この眺めの中にしっかりと
自然の摂理が見て取れる。
岩一つ一つにも凄絶な歴史がひめられて・・・!

歩き始めて唯唯、驚くはかつては渡渉しながら進み登っていった道が、
橋あり木道的に渡しがあったりで。。。!
沢沿い、狭い谷間って感じた所が整備されすぎたって感じる。
フサザクラの蕾やムラサキシキブの紫の実が目の前に見れた昔、
今は、沢沿いをへつる感覚もない。上流に向かうって感覚なし!?!
だが先に進むと枝沢と出会う。こうした雰囲気は、やん中そのもの。
流れの窪に落ち葉が積もり始めている。
落ち葉って大切な役割、働きがあるね、って眺めておった。
雨粒が直接土壌に当たらないクッションの役割を持つ。
土壌が流されることを防いでいる。
積った落ち葉、降る雨をスポンジのように蓄えて、
ゆっくり地中にしみ込ませる役割、巧みな技ではないか!!
落ち葉をよくよく見ると下の葉や水の中の葉はボロボロに腐っている。
葉の形すらなくなりつつある。
落ち葉は、小さな生き物によってかみ砕かれ、
更には、土中に住む微生物によって分解される。
植物やプランクトン等の成長に不可欠な養分、再び土や水中に還元される。
豊かな森で生まれた栄養分が、川を伝って海に。豊かな漁場をも育てる。
相模湾が魚類の宝庫と言われるのも合点が行くってもの。
沢に転がっている石を見ると、雑だが3種類に分けられる(丹沢での話)。
ごま塩模様の石、緑っぽい石、そして黒っぽい石だ。
丹沢は地下マグマがゆっくり上昇して出来た山地。
3種類の岩石を見て生い立ちもわかると聞いた事がある。
プレートテクトニクス理論って、壮大なるロマンを持つ。
フィリピン海プレートに乗ってきた伊豆半島、
本州(北米プレート、ユーラシアプレート)にぶつかり今も押し上げ続けている。
何百万年後には大島など伊豆七島も本州の一部になっているのか???
このプレートとプレートのぶつかり合いで丹沢は今も少しずつ高くなって!?!
道同者を待つ間、景色を見ながら想いをふくらませた。


12月03日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」


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“山路(1)”《襍感 ・/・古往今来245》

あさの曇り空が嘘のように晴れて!!
山間部に「ススキ」は、やはり似合っている。
雑木黄葉とイロハカエデ(Acer palmatum)別名;イロハモミジ、タカオカエデ、コハモミジ、カエデ。
こんな眺めが好きだ!!
オオモミジ(大紅葉) カエデ科 学名:Acer amoenum
丹沢には、この「オオモミジ」が沢山、見える。
一本の木で黄色、オレンジ、赤とさまざまな色が重なり合うオオモミジ
時期が早かったと見えてまだ、黄葉状態だった。

12月も後半、いまさら「黄葉・紅葉」でもあるまいが、
日誌的に記しているのでお許しを。

浦島太郎の気持ちに浸って西丹沢・犬越路(峠)近くまで散歩に出かけた。
国道246号線は、自転車で幾度も走っているので感慨などないが、
県道76号線に入ると???綺麗!!舗装整備された路が丹沢湖まで。
ここは人造湖・三保ダムの貯水湖。昔、沢登りに来てた頃と全く様相が違う。
面影など全くなく観光地化していた。紅葉見物か?駐車場は満杯。
中川川上流に向かって湖の右側を行くと中川隧道入り口に着いた。
この辺りの紅葉、自然美でよろしい。隧道先は通行止め。
折角なので道同者を山の自然紅葉・黄葉をみせてあげよう、と。
昔・砂利道だった林道を車で山道入口まで進むことに。
だがここまで車で入れる事自体が、僕には何とも不思議に思えた。
くねくねと林道特有の路を進むと樹々の幹の中に皮が剥けているのが見て取れる??
熊や鹿等の動物が食事したのか!?!昔は、もっと奥だったような気もする。
そんな事を思っている内に林道終点地、「用木沢出合」に着いてしまった。
山に入る予定はなかったので、街なかを歩く程度の服装、一寸、後ろめたい。
ここからは沢に沿っての山道、東海自然歩道である。
点在する雑木黄葉・紅葉が見られる沢筋を少し登ろう・・・と。

12月02日誌「西丹沢・東海自然歩道2014・11・16」

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“叛逆のろれつ”《襍囈 ・/・古往今来244》



今年もあっと言う間に師走を迎えてしまった。
我が身を振り返ると悲喜交交、雑事に追われ総てが半端、焦りをもつ。
カメラいじりや自転車乗りを始めてからずいぶんと時を重ねている。
自転車はこの所、体調不良で乗っていないが。
その分、リハビリを兼ねて花探訪にのめり込む。
今年は、デジカメ元年(気持ちの上で)として撮ることに???
何処にいってもカメラマンが多い。
周りでは素晴らしい機材で、極々普通に撮っておられる。
圧倒されるは、カメラ達。撮った画像を見せて貰いたくなる。
僕のデジカメ古風ないでたちだが、僕には宝の持ち腐れ!?!
巧く撮れていない。扱い切れていないのだ(デジイチではない)。
花を記録するって鮮明・明確さが先、だがピントがこない。。!
本体・一玉で1年、扱いは少し慣れたが対応課題は増える一方。
第2段階目(2年目)に向かおう、、来年は、などと^^)。
「趣味だからって甘え、適当に妥協(勘違い)だ!!
仕事は、追求・攻めだ。徹頭徹尾、妥協なし。」
なんとなく処していた昨今であったが・・・・。
いい加減な己の対応に頭を叩かれた思い。そんなスレッド拝した。
ブログル仲間の花瓶づくり!!ワインのガラス瓶を再利用された由。
なんと瀟洒な形ょ!! 唸ってしまった。
楽しみの中にも深き探求。単にのめり込んでいたは、己の無様さだ。
機材(デジカメ)が、己の処方に適してない,なんて!?!
デジカメに失礼なことであった。只々、己の非力だった。
来年は、見ていろって・・・デジカメに闘志が湧いてきた。

ブログルで友達登録を頂いているお一人に「くまごろう」さんがおられる。
氏(師と畏敬の念をもつ)のシリーズ「くまごろうのサイエンス教室」
これも凄い、無知な僕でも分るほどに理路整然と而して緻密に語っておられる。
異国の地に住まわれて、日本を真摯に見ておられる。畏敬の念を禁じ得ない。
ブログルの面々には、ぜひ一読をおすすめしたい。

出会い・・巡り合い、一瞬を逃すと次はいつ来るか??
先月、訪れた真鶴岬で思い掛けない一瞬に出会えた。
朝マズメ、夕マズメ時、海岸や山の頂で一瞬、見られる色合い。
辺り一面が淡いピンク色に染まる、そんなときがある。
気象条件等で中々出会えない一瞬。
最良の色合いではなかったが、綺麗な光景に久し振りに出会えた。
表現できない色あい。其の一瞬を巧く色出し出来ない撮影技術。

課題・・学ぶべき、処し方、たいへんだ。
いまどきのデジカメ仕様は、凄い。コンデジでもだ。
結果を引き出すは、撮り手次第。
カメラじゃないよ・・って頭を叩かれぱなしの1年だった。

昔、カメラの師と仰いだ偉人が、
「相対する物とニラメッコせい!!」
「自分の中に引き寄せよ。じっと我慢をして。」
「相手が微笑んだ時、シャッターをきる」
花を撮る時の心得を示して下さった。
そんな教えをすっかり忘れておった。何たることか!!
花写真が、風景になっておらない。花と対話していないって感じる。
此の1年を振り返れば・・・!!頭の中は、走馬灯の様に次から次と。
夢と希望は、持たねばって・・・痛感した事々でありました。


12月01日誌「真鶴岬2014・11・10」


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“ウメボシイソギンチャク”《襍感 ・/・古往今来243》

磯、干潮時のウメボシイソギンチャク。
潮位が上がり水面下になった時の状態。
水中になった時の状態。この変貌は、実に楽しく映る。


「わが身・我が心に力を賜りたい!?!」

神奈川県西端の半島、真鶴半島の突端に三ツ石がある。
若い頃、「鎌倉の自然を守る会」の月例会で此の地を訪ねた。
目的は、「ウメボシイソギンチャク」を見よう、であった。
このイソギンチャク、差して珍しいものではない由。
がしかしこの三ツ石では、不思議なことがあったとか??
大正時代の関東大震災で、磯の変動??等で・・・!
此のイソギンチャクが絶滅した。
ここ真鶴には横浜国大の研究施設があって絶えずモニタリング
觀察して来られた由。
其の専門家が、ある日突然に大量のウメボシイソギンチャクを発見。
死滅したはずの生物の出現、それも大量にである。
未だに謎に包まれている。
ご案内頂いた酒井 恒先生は、感慨深げ感動的にお話しくださった。
此の地は、天照降臨??今風に言えば「パワースポット」か。
中々、訪れる機会がなかったが伊豆の帰り道立ち寄ってみた。
来年に思いを馳せ、水面下の「梅干し樣!?!」に祈り希してきた。
自然の神秘・・・摩訶不思議さ!!

11月30日誌「真鶴半島三ツ石2014・11・10」


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