お決まりの近間の森を散歩していると、マムシグサと思しき1茎を見つけた。
テンナンショウの仲間は、混雑種が多々見かけられると聞いている。
ムラサキマムシグサとユキモチソウの混雑種は、よくあるらしい。
色でも区別する。緑色種は、アオマムシグサ、紫褐色はムラサキマムシグサ。
ホソバテンナンショウ(学名:Arisaema angustatum)葉の形で特定!!
ミミガタテンナンショウ(学名:Arisaema limbatum)
≪仏炎苞部分の先端の両脇が耳のように横に張り出しているのが特徴≫
コウライテンナンショウ(高麗天南星)、学名:Arisaema peninsulae
マムシグサと比べ葉が小さく茎の上まで広がる。
コウライ(高麗)朝鮮半島に多く「天南星」とは中国で夜空に広がる星の意味。
ユキモチソウ(雪餅草)、学名:Arisaema sikokianum
花の外側の仏炎苞(ぶつえんほう)の中に先端が丸く膨らんだこん棒状のものがある。
これを白い餅に見立てたのが名前の由来とか、、、。
コウライテンナンショウやマムシグサ、ムサシアブミと同じく、苞の中に実ができる。
マムシグサとは、余り好きな名前ではないが、ユキモチソウとは、良い命名では!!
テンナンショウ属は、姿形が似ていて、おまけに交雑も多く厄介な草である。
まとめて・・・マムシ草って称している。
「大和市・泉の森 2016/4/3」