≪魅せる光景・・・何となく秋≫自己満足。


ブログルでの友達、同年代の方が幾人か居る。
皆さん実に個性的で引き寄せられる方々だ。
彼等のブログを思い出しながら、里山を散歩していて・・!
数枚の花弁が落ちてるのが目に入った。
そんな花弁を見ていて
「生なく滅無し」
近くに住んでいた立原正秋を思い出した。
やがて土に帰るだろう花弁を今一度咲かせてみよう??
里山から海岸迄・・・大して時間はかからない。
スナホリガニが生息してる浜へ。
色々なものが浜に打ち上げられてる。
海藻の茎を見つけて、、、ちょっと遊んでみた。


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あき・秋・・中秋の名月!!

すすきと月はお似合いだ!!
今年の中秋の名月。
昨年の中秋の名月。
満月の日の光景(今年の2月) 1.
二度と出会えない光景とおもったが!
満月の日の光景(昨年の11月)2.
再度、出会った光景。。。! 次もあるかもしれない??


先週一週間、色々な所へ出かけた。
それだけ身体が動くようになってきた表れって、嬉しい。
今年の「中秋の名月」、満月と重なった。それも久しぶり。
「中秋」とは、旧暦の8月15日を指し、「仲秋」とは秋の真ん中の月を云う。
何ともややこしい漢字だが。日本語としてみるとなんとなく気に入っている。

十五夜、三方に団子やお菓子を添えてお月見、随分と昔の出来事に感じる。
十五夜を「芋名月」十三夜を「豆名月」とか「栗名月」と呼ぶらしい。
其のどちらか一方の月見だけするのを「片見月」と言って嫌われてきた。
そんな両月を見れる時、運がよいと・・・親から聞いた覚えがある。
月とうさぎ、何とも微笑ましいが、今の時代、何か似合わない。
月を写すのもかんたんに出来る時代。機材も楽に手に入る。

夕暮れ時のおつきさま、何ともいえず、哀愁的でロマンチック。
偶然に・・・稀・・・二度と・・・出会えない光景って!!!
これまた幸運としか言いようがない。
一人悦にいっていた。昨年の晩秋の満月の光景。
出歩くことが出来ない。自宅で月を見上げていてのことだった。
生きてる悦びを感じた一瞬でもあった。


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叛逆のろれつ_9《「拈華微笑(ねんげみしょう)」》



秋らしく爽やかになってきた。
苦から楽になる代償が「台風」か??
被災された皆さん、お見舞い申し上げます。

9月に入って、関心事で2つの結果をみた。
その1,7年後のオリンピック会場が東京に決まった。
関係者の喜び様は、招致苦闘の凄まじさを伺わせる。

プレゼンテーションで語った安倍総理の「福島原発」。
国内問題として、早急に善処してほしい。
それにも増して仮住まいを余儀なくしている国民への支援対策を!!
『政治生命をかけて善処』されている事を具現してほしい。
「福島原発」管理運営者は東京電力だが、被害者意識しか見えない、なぜ??
これが一般企業であったら倒産?? 平身低頭・謝罪行脚だろうに。
言葉の端々を捉えて言いたい放題の首脳陣、のみならず中間管理職も同様。
被災時の政府責任者(総理)、電力側責任者達、この人々には、対処責任がある。
反省・謝罪している風は、微塵も感じとれない。無責任ではなかろうか??

話は横道にそれたが、オリンピック招致最終プレゼンでの各人の姿、
拝していて「拈華微笑(ねんげみしょう)」なる言葉を思い出した。
仏教用語(問答)だが、現代風にいえば「以心伝心」といった表現か。
又、「誠意を込めて、全力を尽くす」ともいい得よう。

この用語に思うは、前回の東京オリンピック(1964年)の思い出。
ヨット競技は、江ノ島で行なわれた。
あるヨット競技レースに西欧の某国皇太子が参加されていた。
その皇太子レース後、密かに鎌倉の禅寺で法話!?!を受けていた。
そんなことは、当時のマスコミ人でしっている方は少ないだろう。
夏目漱石縁の「院」でのこと。鎌倉の環境破壊の真っ最中のことでもあった。
臨席者からお聞きしていた。
10数年後、南西ドイツでこの皇太子とお話できる機会があり、
其の話を直接、お聞きすることも出来た。西欧の王室は、フランクである。
自転車愛好者として親しくお話させて頂ける。
お話させて頂いた時、出てきた言葉「破顔微笑(はがんみしょう)」。
拈華微笑と同じ意味合いだが、、、「禅」文化は、楽しい!!と、語っておられた。
懐かしい・・・。

扨、さて2番めは、最高裁判所が、違憲判決を出した。
民法900条4の「嫡出でない子の相続分は、
嫡出である子の相続分の二分の一」という部分が、
「法の下の平等」(憲法14条)に違反するとの判断を初めて示した。
「婚外子」「婚内子」のことだが、現行法上の法律婚・認知のみが相続の対象。
更には、旧態然の「家」感覚、父権至上主義等々、
100年もの間、根本是正されてこなかった背景には、
立法府の議員・役人の怠慢の誹りは否めない。
「嫡」⇒「正統」、「非嫡」⇒「異端」???
「法の下の平等」を真摯に考えて見る必要があるのではないか。
これは、現行民法の親族・相続編の抜本的改正を示唆するものだ。
世間一般・マスコミは、面白おかしく揶揄しているが、真摯に検討すべき問題。
最高裁が、東京高等裁判所に差し戻した。
関心を持つ者としては、「嫡出」「非嫡出」等と云う表現を法条文から消える事を祈る。
仔細は、またの機会に記してみたい。


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2013年“夏”去りし。

湘南・七里ヶ浜海岸・峯ヶ原付近。
昭和天皇のご学友、酒井 恒先生命名の蟹。
海から陸への進化の接点波打ち際に生息する原始的な蟹!!
同族は、世界各地に生息してるらしい。
湘南海岸にだけ生息してる、スナホリガニの一種。
長男は、酒井先生最後の弟子と?海辺で遊び・教えて頂いて居た。
七里ヶ浜からの富士山輪郭。きれいなスロープ。
湘南から見る富士山のスロープはとっても優しく感じる。


わたくし的には、新年度の始まり月9月。
去った2012年度、色々ありすぎ脳裏は混沌と錯綜してる。
この2年、何か怠惰な生活をしていた側面があった。
怪我・古傷の再発、すべて己のなした業なのに。
ちょっと反省もするが、、、9月からの新年度、前向きに!!

心の傷・痛み、他人には中々分かりづらい。
先日、そんな思いを・・痛く痛感した。
3・11大震災被災者のお子さん達が、湘南を訪ねてくれた。
保護者も含めて20余名。横浜・鎌倉・江ノ島・横須賀等を
見聞して帰宅の途についた。
が、皆・・生まれ育った地には戻らない。
否、戻れない。未だに仮住まいを強いられている。
宮城・福島・茨木と被災した時は別々な地に住まい居た人々。
偶然ある所でご近所付き合いを今、している。
被災した内容!!津波によるもの・地すべりによるもの。。。
そして放射能汚染による避難。
そうした被災者の親子・数家族が、お子さん達(小3~中2)の
夏休み宿題の作文資料として湘南を選んでくれた。
横浜の今の港湾、大正時代の関東大震災で整備が始まり今がある。
3・11大震災では、
横須賀の米海兵隊・海上自衛隊に大層支援を頂いた。
その御礼も含めて、両隊を訪問、歓待して頂いた。
最後に、「海・海洋生物」、海とは切れない日本人。
そこで、海洋生物の宝庫・相模湾を説明してもらうため、
葉山の「しおさい博物館」にも訪問した。
横浜・横須賀・葉山には、長男と仲間が案内役をしてくれた。
ぼくは、所要で北の大地で^^)。。。!
何とか最後の海岸・浜辺には、合流出来た。
そして、波打ち際に生息する「スナホリガニ」を捕獲しに。
浜辺につくまでは、皆、元気だった。
が、しかし波打ち際にお子さんたちは近寄らない??
彼等は、あの惨事を思い出してしまったのだろうか??
2人のお子さんがかろうじて波打ち際に。。。
長男達が、数匹捕まえてきたのを夢中で見ていた。
「・・ちゃんは、、、、何々さんは、、、」と友達や、
なくなったお子さんの名前を言いながら・・・!
「この蟹、見せてあげたい・・・!」
長生きさせられるか否か??分からないが、
其々、長男達が用意した容器に入れて持ち帰った。
(9月2日現在、蟹は水槽の中で元気にしている由)。

夕暮れ迫った浜辺から見る富士山を拝み。。。!
皆さん、富士山・・・きれい!!、って。
ちょっと感傷的な落ち込み、夏の締め括りだった。




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「水」なる言葉が脳裏から離れなかった今年の夏。

おいしい水って、表現出来ない。


茹だるような日差しを感じていた数日前まで。
「水」・・・水分補給が欠かせなかった。
今年は、比較しようのない暑さ・豪雨に翻弄されっぱなし。
より深く・痛切に「水」を思う夏だった。

そんな「水」を表現する、
夏をイメージ出来る画って撮れないものだ。
写真に、撮影に、関心を以っているが、我が身を思うと??
“デジカメ”って(一眼・コンパクトを問わず)便利のようだが、
その実、手を焼くほどに、、、思い通りに写ってくれない。
便利のようだが・・オートマティック・・自動とは、曲者である。
単に使いこなしていないのだろうが、
かつてのフィルムカメラ、手動ピント合わせの方がシンプル。
何よりも撮り手の技量が画に表れ、一枚一枚が勝負だった。
子供の頃、天然色写真(カラー)は、、、!?!
ハワイに現像・プリントを依頼する? と父親から聞いたことがある。
半世紀以上も前のことだが、、、。
モノクロ写真、撮影・現像・プリント・・暗室、過去のことだが、
あのプロセス・手順、すべて自分の手・イメージで作り上げた。
面倒のようだが、マニュアル的手法は、シンプルで爽やかだ。
今のデジカメ、複雑で僕にとっては難しいとしか言いようが無いが!
昨年来、古傷が原因で体調不良に陥ってみると、
出来る時、デジカメを使える時に精一杯使ってみよう等と思った。
ニコンF, キャノンR2000が当時、6~7万円だった(1950年代)。
それに比べると今のカメラは、安い。進歩してる。
だが技量は、退化。カメラの進歩に付いて行けていない。
軽量・オートが曲者。。。?
液晶画面のみ、そしてチルドする画面。二眼レフ見たくかんじる。
そんなデジカメ、使って・・・自分のものにできたら、と思う様になった。


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Fantastic & Japonism in JAZZ music !!

松居 慶子さんのHPより。
悟りの境地にあるような・・・錯覚!!!
音楽は、癒やしの極地のひとつ。

有り余る清涼感、日頃より心を癒してくれてるミュジシャンがいる。
日本より米国で・・・世界各国にファンが多いかもしれない。
ジャズミュージシャン”松居 慶子”
ブログルの面々で知って方は??
先日、シアトルのソイソースのブログで彼女のプロフィールを見た時は!!
シアトルで記念コンサートが月末に開かれる由。
シアトル在住のブログル諸氏に是非にも聞いて欲しい音色。。。!
日本にいる僕がいうことでは無いが。。。

日本独特の「和の環境・感性」、木の文化が・・・心に染みる様に。
森の深き処で、樹々にこだまする風の様に・・・。

古き、禅の言葉の中に「細香(ほそか)」という表現がある。
竹林の中を通る風を表した言葉。何とも優美・幽玄の世界。

彼女の音色・・夏・一服の清涼剤。
こんな感じ⇩

音楽ってジャンルなんてどうでもいい。
何ともいえない音色・・・!!

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暦の上では、立秋も過ぎたのに!?!

2013・08・10
東京・町田市、薬師池公園
大賀蓮の蕾

各地での酷暑・予想だにしていなかった豪雨!!
ブログルの皆さん、其々にお見舞い申し上げます。
今週は、「お盆」で帰省する、墓参りで出掛ける・・・、
首都圏の幹線道路は混雑してる由。

釈迦の教え「餓 鬼道に落ちて苦しむ弟子の母を救うことができた」
という梵語のウランバーナ。音訳して盂羅盆。
色々な供物を霊に供え冥福を祈るお盆の行事、推古天皇時代からあるらしい。
歴史・伝統・文化、仏教徒が多い我が国に於いて伝統の精霊流し、
環境を汚す!?!で廃止されたところも多い。

「仏教に多様されてる蓮の花」
精霊流しの代わりに古代蓮を個人的に観るを精霊流しの代わりに!?!
この数年間、そんな蓮をも観る機会をもてていなかったが、
昨朝、古代蓮(大賀蓮)を観に連れて行って頂けた。
昨今、園芸ばやりで様々な植物の新種が創りだされてる。
野種・原種、自然交配種の植物を追いかけてる偏人だが・・・。
魅せる野の花は、僕のなかで「本物」の植物。

「本物」なる言葉は色々な場面で使われていよう。
人を指し、本物!?!って思える人が少なくなってきた。
畏敬の念を以って拝してる御仁、「永 六輔」さん。
久し振りにテレビで拝した。
「遠くに行きたい」と云う長寿番組で。
旅案内番組だが、永さんに係ると詩情の世界・言葉を哲理する世界へ。。!
「囈」と映る、タワゴトと読む漢字だ。
口で傳える芸。心に迫るものがある。伝統・文化が・・・!!
それと同時に永さんの服装に底知れに洒脱感を観る。
本物っていいなぁ~~!って番組。
それを創って、伝えてる創設期のプロデュサーでもあった「永 六輔」さん。
故小沢 昭一さん、故神吉拓郎さん。
お仲間だったが、共通してる。。。洒脱な所。
永六輔さんの服装・・・正に「本物」。平凡なる非凡と映った。
昨日の蓮、今朝の永さん、気分は最高! それにしても暑い。



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叛逆のろれつ_8《剥事(はくじ)を思う》



《剥事》とは、八月の異名。言葉の由来等は知らないが。。。

茶人再興の祖、千宗旦の言葉と伝わる一文に!?!
剥事・・「不自由なるも不自由なりと思う念を生ぜず、
不足も不足の念を起さず、不調も不調の念を抱かぬを、侘びなり。」
《現状に対する不満をあれこれと言ってもみても仕方ない時がある。
現状を楽しむ余裕を持ちたいものだ》意訳に由。聞きかじり。

体調不良、次々と出てくる不調!!
まるで自分に言い聞かせる言葉の様に思えてくる。

「剥事」とは、全く関係ない、しばらくまえの報道の事。
フィギュアスケーターの安藤美姫さんの出産告白。
「父親は誰なのか」等と好奇心的報道が色々とあった。
未だ日本では「婚外子、未婚の母」に偏見あるやに感じる。
法律を少し知る者として、これらの報道を興味本位で見てはおれない。
現民法では、「結婚」が唯一、家族構成のあり方だ。
嫡出子・非嫡出子(婚外子)等と云う表現が「法」の中に今も存在してる。
「子どもを産みたい」願望の女性は数多いのではないかと推察するが??
日本に於ける「できちゃった婚」背景に“出産するなら結婚したほうがいい”
何となく当人、周りを含めて感覚的にも「結婚」ありき的なこだわりが強い。
婚外子(非嫡出子)の割合は、増加してるが2011年で約2%でしかない。
未婚で出産することが、ごく普通!!の国々。
生まれる子どもの半数以上は婚外子であるスウェーデン。
フランスにしても半数以上が婚外子。
デンマーク、イギリス、オランダ、アメリカ等の国も4割(2010年頃の統計)。
この数値は、単に婚外子という事ではなく国の制度、法律を表したものといえようか。
現実、国内の法条文を見ると、嫡出子・非嫡出子での不平等な法規、条文がある。
ある民事裁判で7月10日、注目の「弁論」が最高裁であった。
要旨は、婚外子への差別問題、婚外子(非嫡出子)の遺産相続分が婚内子(嫡出子)
の半分なる法定に対するもの。これが平等か否か。
憲法にある「法の下の平等」(憲法第24条)に反するか否か、である。
民事裁判で、最高裁迄行くと通常は、小法廷で審理される。
が憲法問題に関わる様な判断を必用とされる場合、
(従前は合憲とされたが、違憲なる判断が求められる様な場合)
最高裁長官が裁判長を務める大法廷で審理される。
従って、違憲判決がでる可能性が大きい。
婚外子差別を残す民法の規定を巡っては、1995年7月に最高裁が合憲と判断した。
今件が、大法廷で審理された経緯を踏まえると、
最高裁は95年の判例を覆し、違憲判決を示すとみられる。

憲法に反している・・それ以前の問題として、人権擁護の立場から、
婚外子の差別規定の是正を国連の人権機関から再三にわたって勧告されていた日本。
にも関わらず、先進国で是正していないのは日本だけである。
日本は先進国でもっとも婚外子に対し厳しい・超保守的な国とされてきた。
未婚出産が多い先進国では、婚外子、婚内子問わず子はすべて平等に権利を持つ。
さらに注目するは、日本のように
「国の政策基本を個人ではなく家族を単位に構築している社会」は、
出生率が低下し続けているという事実がある。
少子化という国の根幹に関わる問題、未婚出産を阻む社会環境の是非論。
その背景に憲法論議迄に至る深い内容があることを肝に命じたい。
社会環境の変化に伴って改正すべき法、立件案が国会に出てこないのは???

他方、憲法改正の手続きに関する問題として、取りざたされてる憲法改正案件
憲法第96条;
この憲法の改正は、衆・参各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、
国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。
この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、
その過半数の賛成を必要とする。

2012年12月に衆議院総選挙で自民党が政権与党となった。
安倍晋三自民党総裁は2012年の衆議院総選挙において自民党の公約の一つとして
憲法第96条の改正案として憲法改正のために衆参両議院それぞれの総議員の
「3分の2以上」と定められている96条1項を、「過半数」に変更するという。

世界各国での憲法改正に於いては大方、日本同様、
国会での3分の2以上の賛成を以って可としている。
それ程に重きあるものである。それを二分の一にする案件、これは遺憾なことだ。
過半数を持つ与党が、独裁的に法案を改定出来てしまう危惧がある。

 

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大暑・・土用の頃。

ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)

Moonさんのブログに【茶】季節の和菓子~【土用】が掲載されている。
和菓子は、風流。やはり「和」の情緒って大切にしないと。。。!

「あずきの花」日頃、余り目にしないが(関東での話)・・・。
先日、北海道の某所で見かけた。
黄色く可憐な・・小豆の花。
北海道の小豆畑では土用の頃に開花するらしい。
「土用三日照れば小豆は穫れる」 と言われるくらい花の時期の好天は大切だとか。
この小豆は色々効能があると聞く。
小豆の花を揉んで顔に塗りソバカスをとる美容法、なんていうのもあるらしい!!
これは昔人の美顔・自然化粧品!?!  あずきで美容??
古書を開くと小豆の花は”腐婢(ふひ)”と称してその薬効(抗酸化活性)が記されてる。
花のみならず、その昔、、、小豆の汁や 白小豆の粉も洗顔料として使われた由。
更には、石けんのない時代、シャボンと称して糠等と共に洗剤として用いられている。
小豆に含まれるサポニンの気泡性によるものだとか、経験則って凄い!!
現代でも小豆を食する習慣なきアメリカ等でも小豆化粧品が売られているとか!!

永遠に美しくと願う女性・・に対して”マメな奴”と呼ばれる男性!?!
無駄な鉄砲を打っているもてない奴の意だとか??
豆の花は数多く咲いても 落下してサヤとならない無駄花を多数つける。
他の植物に類をみないそうした豆の本性。
美味しい小豆がたくさん穫れる様、 黄色く可憐なその花を目一杯咲かせて欲しい。


ヤブツルアズキ(薮蔓小豆)・・・(画像)
分類 : マメ科ササゲ(アズキ)属  つる性1年草
学名 : Vigna angularisu var.nipponensis(=Azukia angularisu var.nipponensis)
分布 : 本州~四国・九州
日当たりのいい山の斜面、野原、川岸などに生える。
特徴 : 葉は3小葉からなり小葉は狭い卵形をしていて浅く3裂し葉の先端が急に鋭くとがる。
長さは3~10cm、幅2~8cm。
葉の付け根から軸を出して2~10個の花を総状(=房状)につける。
花径は1.5~1.8cmで、中央部に竜骨弁といわれるものが半回転している。
果実は長さ4~9cmの線形で無毛。
畑で栽培されるアズキ(小豆)の原種と考えられている。
名前の由来 : 読んで字のごとくで、つる性で野生のアズキという意。



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《水・緑気浴》

どことなく行所ぽい塩川の滝。霊験あらたかな感じ。
山伏の装束。腰にイノシシか鹿の皮をつけている。尻皮と云う。
若い頃、登山に使っていたが、、、!原点は山伏かも知れない。
火渡り護摩修法風景。一般人もお渡りに参加出来る。


関東・首都圏は、今日は凌ぎやすい気温でした。
各地での豪雨・酷暑、お見舞い申し上げます。

県内の丹沢山地、今は登山・麓の公園等、観光・保養の地である。
この山地周辺は、嘗て修験行者の聖地であった(修験は今も行なわれているが)。
今の林道は、立派な舗装路で車の往来でのんびり歩いておれない。
山地の東、前衛峰に経ヶ岳・仏果山・弊山・法華峰・華厳山・法論堂(おろんど)等の名称、
かつての山岳修験者(山伏)の聖地として盛んな地であった事を物語っている。
そして又、往古は神仏習合が普通であったこともわかってくる。
中津川沿いの八菅山(古名・蛇形山“じゃぎょうさん”)丘陵の南面に
八菅神社の森(鎮守の杜・社叢林)がありスダシイ林が広がっている。
高木層にアカシデ・ヤマモミジ・ハリギリが混じったスダジイ優先林、
亜高木層以下にヒノキ・サカキ・アラカシ・ツルグミ・クロガネモチ等、
常緑自然植生種が色濃い。
海岸~内陸部に見られるスダジイ林(ヤブコウジ・スダジイ群落)として
神奈川県内で残存する貴重な群落(25000平方米)。
俗に云う鎮守の杜として荘厳さを見せてくれる。

かつての修験道・八菅山伏の行所の一つ(五番行所)に当たる塩川の滝。
今や車ですぐそば迄いけるが、かつては獣道の様な道しかなかったと想像する。
夏の暑い時でも滝壺近くに行くと冷気が漂ってくる。
行者は、滝に打たれて身體を清めたのであろう。
滝を拝んでいると「なーむじんべんだーいぼさつ」(南無神変大菩薩)と云う
役行者の宝号・儀礼が聞こえてくる如くに震撼とした味わいがある。
江戸時代、丹沢表尾根道を「役行者のお通りの跡」等と記されている(新編相模風土記等)。
また、中世の修行道の開拓者を「上人(大山寺開祖・良弁)登峰、斗藪三十五日也」
等と記されてる。役行者ではない、寺開山の行法を受け継ぐ修験者と云う語り、
修験道が全国で体系化される前からの表現でこれも神仏習合の表れだろう!?!
だが、明治政府が、国家神道を宗教基本政策に据え!神仏習合の祈祷を行い、
村の鎮守の祭祀を司っていた山伏を否定してしまった(明治5年・修験道廃止令)。
この八菅神社を出発点とする行者神事は、今も行なわれている。
春に行なわれる火渡りの神事。山岳宗教は今も活きている。
これぞ伝統文化である。この八菅神社・江ノ島の弁財天と深くかかわっている。
興味深いが、べつの機会にブログってみることにしよう。

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