《襍草・/・古往今来111》河原撫子

《襍草・/・古往今来111》河...

カワラナデシコ(河原撫子)  ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N. Williams
別名: ナデシコ、ヤマトナデシコ

日当たりの良い低地や山地の草原もしくは河原に生える。
秋の七草の一つとして食され、薬用でもあるらしい。
名の大和撫子の如く大古より日本にゆかりある花。
「愛しい子」を表す「撫し子」が名前の由来。
ナデシコは、ナデシコ属の総称だが一般的こはカワラナデシコを指す。


7月19日誌「2012/7/29箱根湿生花園」

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《襍木・/・古往今来110》達磨糊空木

《襍木・/・古往今来110》達...

ダルマノリウツギ(達磨糊空木)  アジサイ科(Hydrangea)
学名; Hydrangea paniculata "darumautugi" 


エゾノリウツギの矮性種で「ダルマウツギ、又はダルマノリウツギ」という。
花の香りのせいかコガネムシなどの昆虫が集まる。

7月18日誌「2012/7/29箱根湿生花園」

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《襍草・/・古往今来109》燕尾仙翁

《襍草・/・古往今来109》燕...

エンビセンノウ(燕尾仙翁) ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名:Lychnis wilfordii

山地の湿地に生える多年草。7月の半ばから咲き始める。
茎の先に集散花序を出し、5枚の細かく裂けた赤い花弁を付ける。
咲き誇っている姿が艶やか故か、乱獲や盗掘により激減している。
将来自生絶滅の危険性が高く「絶滅危惧種?B類」に指定されている。

7月17日誌「2012/7/29箱根湿生花園」

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《襍草・/・古往今来108》山百合

《襍草・/・古往今来108》山...

ヤマユリ(山百合)  ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindl. var. auratum

ヤマユリの蕾が開花する直前はオレンジで赤色がかっている。
花開すると花の裏側に色が残り、中心には黄色い太い筋が入る。
世界のユリの中で最も大きい直径20~26cm位の白い強い香りの花をつける。
地下に大福もちのような形の鱗茎(茎の周りに膨らんだ鱗片の集り⇒球根の一種)がある。
花は茎の先に1~6個、多いものでは20個もつく。
花は6枚の花被片からなり、そのうち3枚は少し細く元々がく片が花びらの様な姿に変わった。
幅の広い3枚の花被片が、本来の花びら。
『研究者ノート、筑波大・遊川知久』
日本は、世界でいちばんユリの美しい国といってよいかもしれません。
14種が北海道から沖縄まで、春から夏の山や野を彩ります。
中でもヤマユリは、豪快な花容とむせ返るほどの官能的な香りで、
梅雨明けを強烈に印象づける植物です。
日本固有の種で、青森県より南、近畿地方まで分布が知られています。
明治維新からしばらく、ヤマユリの球根が大量に欧米へ輸出され、
絹とともに外貨獲得の稼ぎ頭でした。
利 用;庭植え、切り花として用いられる。根は古くから食用にされる。

「神奈川県の県花」

7月16日誌「大和市・郷土民家園」

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《襍木・/・古往今来107》木槿

《襍木・/・古往今来107》木...


ムクゲ(木槿) アオイ科(Malvaceae)
学名:Hibiscus syriacus L.
別名:ハチス

フヨウと良く似ており、更には園芸種が沢山ありだ。
庭木として単植、寄せ植え、生垣に用いる。または鉢植えにして観賞用にもする。
花は朝開いて夜にはしぼむ一日花。

7月15日誌「7/15大和市・下鶴間歩行者専用道路」

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《襍木・/・古往今来106》花筏

《襍木・/・古往今来106》花...

ハナイカダ(花筏)    ハナイカダ科(Helwingiaceae)
学名:Helwingia japonica (Thunb. ex Murray) F.G. Dietr.
別名;ママッコ, ツキデノキ

日の当たらない多湿の林内に生える、高さ1-2mほどの落葉低木。
葉は互生し、卵円形、表面に光沢がある。雌雄異株。
葉の表面の主脈に淡緑色の小さな花を地味に咲かせ、雌株が、実を付ける。
果実は秋ごろ黒く熟し、液質。小鳥が好んで食べるようだ。
若葉は山菜として、テンプラなどで食べれる。
特に、若芽はママッコと呼ばれ食用になる。おひたし、和え物、炒め物、天ぷら等で食す。
自然分布;北海道(南部)・本州・四国・九州

7月14日誌「7/6大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来105》辛夷の果実

《襍草・/・古往今来105》辛...

コブシ(辛夷)        モクレン科(Magnoliaceae)
学名;Magnolia kobus DC. var. kobus
別名;ヤマアララギ, コブシハジカミ, タウチザクラ

落葉小高木。定点觀察植物の近く、門番の如くに立っている辛夷の木。
果実が姿を現した。なんともすごい姿の実。
これから更に異様な姿になっていく。
漢方では「辛夷」(しんい)と読み、頭痛や鼻づまり等に効く生薬だとか。

7月13日誌「7/6大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来104》藪茗荷

《襍草・/・古往今来104》藪...

ヤブミョウガ(藪茗荷)   ツユクサ科(Commelinaceae)
学名:Pollia japonica

なんとも小さな花だ。肉眼で花を確認するのは大変。
半透明の花びらがめずらしい。萼片は3個、花弁も3個、1日でしぼんでしまう。
ルーペで見ると綺麗な花である。
mm単位の世界!!

7月12日誌「7/6大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来103》宝鐸草の実

《襍草・/・古往今来103》宝...

ホウチャクソウ(宝鐸草)    チゴユリ科(Colchicaceae)
学名:Disporum sessile D. Don

春にナルコユリやアマドコロと時期を一緒として開花する。蕾時期は判別がむずかしい。
が、花が開くと区別は容易。
ホウチャクソウ、チゴユリ、ナルコユリやアマドコロも青黒い実を付ける。

7月11日誌「7/6大和市・泉の森」
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《襍樹・/・古往今来102》野茉莉の実

《襍樹・/・古往今来102》野...

エゴノキ(野茉莉) エゴノキ科
学名:Styrax japonica

春に白い花を沢山つけた枝々に実が付いた。
花期は短、地面に花びらがそのままの形で落ちていた。

果実に有毒のサポニンを含み、その味がエグイこと。。。!
その訛りでエゴノキとなった由。
だが、この実よくよく見るとどことなく可愛い。

7月10日誌「7/6大和市・泉の森」
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