今年の読書(5)『情熱革命』樫野孝人(カナリア書房)
Jan
8
地元長田高校を卒業、神戸大学へと生粋の神戸っ子で、今の神戸市の現状に憂いを覚え、選挙戦を戦われました。
神戸市はハイカラなイメージをもたれているようですが、60年もの長きに渡り、助役出身者が市長を独占している閉鎖的な行政機構です。
全2回の選挙戦では、自民・公明の推薦を受けていた現職の矢田立郎も、前回では追い風に吹かれていた民主単独の推薦でかろうじて当選しました。
投票数は矢田(164,030)、樫野(156178)、松田(61765)と、わずか8千票の差であり、投票者の過半数も確保できていません。
当時の民主党は「官僚政治を崩す」と豪語していましたが、その官僚主義そのものの現職を推薦するあたり、当時からあやふやな行動が多い政党だったのでしょう。
次回の神戸市長選に向け、新しい神戸のビジョンを掲げ、ぜひ再度の立候補を試みてほしいものだと感じながら、読み終えました。
Posted at 2012-01-08 12:58
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Posted at 2012-01-09 01:26
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Posted at 2012-01-09 10:54
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Posted at 2012-01-10 00:50
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