上下2冊に分かれていますが、(上巻)だけで669ページ(1149円)と、2冊分はある分量ですので、取りあえず途中までの感想を忘れないうちにと記録です。 (単行本は2001年6月に、同社より刊行されています)
同じ著者の作品に『IT』がありますが、これに登場した同じメイン州デリーの街が舞台です。
70歳になる主人公<ラルフ>は、愛妻の死を境に不眠症に悩まされます。目の覚める時刻がだんだんと早まり、睡眠時間がまともに取れなくなっていきます。
やがて、幻覚かと思われる不思議な現象が見え初め、町や人々の体から発する「オーラ」を知覚し始めます。
不眠症から来る幻覚かと一人悩む中、白衣を着た不気味な生命体を目撃するに至ります。
自分一人の現象ではなく、近隣の女友達<ロイス>も、同じ幻覚に悩まされているのを知り、<これは、過剰現象(ハイパー・リアリティー)だよ>と慰めるところで(上巻)は終わります。
超自然の秘密に触れ始めた二人がこの先どうなるのか、(下巻)を読むのが楽しみです。
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Posted at 2012-08-09 15:47
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Posted at 2012-08-10 00:59
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Posted at 2012-08-13 14:44
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Posted at 2012-08-14 01:06
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