ファルコン昆虫記(177)百日草の花に【モンシロチョウ】(3)
Oct
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板宿駅に向かう道と、県道21号線の交わる交差点に大きな植え込みがあり、「ヒャクニチソウ」が咲き誇っていました。
ヒラリヒラリと飛びまわる姿を良く見かける蝶ですが、撮影するとなるとなかなかじっとはしてくれず、これはもう気長に根比べです。
全世界の温帯・亜寒帯に広く分布しており、日本には奈良時代に大根の渡来とともに移入されたと言われています。
前翅の黒い部分が小さく、全体的にやや黄色っぽい感じで、前翅の付け根も灰色をしていませんので、オスの【モンシロチョウ】です。
「ジャコウアゲハ」もそな名の通り、いい匂いをだす蝶ですが、【モンシロチョウ】のオスは、翅にかすかに酸っぱい匂いがあります。
詩人の<サトウハチロウ>氏が、詩集『もずが枯木で』(1969年)の中で、< もんしろちょう ちょっとレモンパイ おんなじ匂いで歌ってた >という記述があり、氏自身が子供の頃よく【モンシロチョウ】と遊んだのかなと、彷彿させる一文です。
Posted at 2012-10-10 17:47
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Posted at 2012-10-11 05:41
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Posted at 2012-10-10 18:10
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Posted at 2012-10-11 05:42
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