ファルコン植物記(590)白色の花<サザンカ>(2)
Dec
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ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、秋の終わりごろから冬にかけての寒い時期が花期ですので、花が少ない時期の貴重な一種だと思います。
ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、「ツバキ」・「サザンカ」・「チャ」は、温帯に適応した珍しい種です。
原産国は日本で、江戸時代に長崎の出島にあるオランダ商館に来ていた医師ソンベルクが、ヨロッパに持ち帰り普及させました。学名も英名も、「Sasanqua」です。
野生の個体の色は部分的に淡い桃色が入るのに対して、園芸品種では白色・赤色・桃色等あり、八重咲き・バラ咲きと形態も変化に富んでいます。
「ツバキ」とよく似ていますが、花の散り方で「ツバキ」と<サザンカ>はすぐに判別できますが、「葉」の縁がギザギザであれば、<サザンカ>だと同定出来ます。
< 山茶花は 白一色ぞ 闇に映え > (安庵)
Posted at 2012-12-06 01:19
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Posted at 2012-12-06 13:53
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