ファルコン昆虫記(245)白色の筋がある【チャエダシャク】の幼虫
May
14
成虫は、茶褐色・灰褐色のまだら模様の翅に、黒褐色の筋が入っています。
シャクガ科の幼虫の「尺取り虫」らしく、ちょうどU字型に体を持ちあげて移動しておりました。
当初は、5本ばかりの白色の筋がありますが、大きくなるにつれて消えてゆき、最後は2本だけが残ります。
幼虫は4~5月頃に見られ、成虫は初冬の11月頃に孵化して落葉樹などの林で見かけることになりますが、樹木の色合いによく似ていますの、見つけるのは大変です。
「チャバネフユエダシャク」は<性的二型>でメスは翅を持ちませんが、この【チャエダシャク】は、オスの触角が櫛状であるのに対して、メスは糸状の違いで見分けられます。
Posted at 2013-05-15 00:01
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Posted at 2013-05-15 10:02
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