今年の読書(113)『この世の偽善』曽野綾子・金美齢(PHP研究所)
Sep
11
お二人とも、歯に衣を着せぬ論客でしられていますので、面白くないわけがありません。
第一章から第七章迄、現代社会に対するお二人の鋭い風刺が並んでいますが、どれも「もっともだな」という内容で、戦後忘れ去られた日本人としての<矜持>という言葉を、思い出させてくれました。
対談集ですので、内容の紹介は難しいのですが、日本を「わが国」と考えていない人たちが、自分の権利ばかりを主張する社会現象や、世の大勢を覆うのは綺麗事だらけで、綺麗事だけを認めようという社会にたいして警告を与えています。
周りに追従するだけで自分自身の価値観を持たず、事なかれ主義の社会、いまからでも見直すべきです。
Posted at 2013-09-19 11:18
People Who Wowed This Post
Posted at 2013-09-20 01:09
People Who Wowed This Post