生ける素材の数が少なく、すっきりとした垂直性を重んじるのが<田中とき子>先生の作風かなと見ておりましたが、今回は盛り花的な雰囲気の<生け花>でした。
主になる枝モノは、ヤナギ科ヤナギ属の<ウンリュウヤナギ(雲龍柳)>です。
中国原産の<ペキンヤナギ(北京柳)>の園芸品種で、くねくねと曲がる姿が「龍」に似ているところから名付けられ、撓めばどのような形にも曲がりますので生け花には良く使用される素材です。
副材はえんじ色と赤紫色の<バラ>、白い小さな花の<カスミソウ>、右側の下部に見えているのが濃い赤紫色の葉<ドラセナ>です。
<カスミソウ>の白い花が、<ウンリョウウヤナギ>の新芽や、はっきりとした<バラ>の花弁の色を、さらに引き立てていました。
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Posted at 2014-04-17 04:08
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Posted at 2014-04-17 17:16
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