以前にも茎にできている <ヨモギの虫こぶ> を紹介しましたが、今回も「ヨモぎ」の茎にできている<虫こぶ(虫えい)>を見つけました。
長さ10~15ミリ、直径7~10ミリ程度のほぼ球形ないし紡錘形に肥大しています。
表面は初め茎と同じ緑色をしていますが、日が当たる部分や成熟してきますと<虫こぶ>は紫紅色ないし紫褐色を帯び、全体に白色のやわらかい毛が見られます。
写真の<虫こぶ>は、ハエ目(双翅目)ミバエ科の「ヨモギマルフシミバエ」が羽化した後のようで、まだ上部のほうに2・3個の丸い<虫こぶ>が残っています。
「ヨモギマルフシバエ」は日本固有種で、全体的に黄褐色で前翅に5本の帯状の褐色斑紋が特徴的な「ハエ」ですが、いまだ成虫を見たことはありません。
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Posted at 2014-07-18 18:58
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Posted at 2014-07-19 17:02
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