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今年の読書(105)『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん(ちくま文庫)

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今年の読書(105)『星間商事...
主人公の<川田幸代>は29歳で、社史編纂室勤務をしています。窓際的な部署ですが、姿を見せない担当部長や遅刻常習者の<本間課長>、グラマラスな<みっこちゃん>、ヤリチン先輩と揶揄される<矢田>の5人のメンバーで構成されています。

<幸代>は高校生時代から、仲の良い<英里子>と<実咲>と3人で同人誌を製作・販売する隠れた趣味を持っていますが、ある日<本間課長>にばれてしまいます。

星間商事の歴史を調べていく過程で、ある時代だけ記録がない部分を見つけ、調べていくうちに、売り上げを伸ばすために「サルメニ共和国」の国王に女性を貢ぎこんだ事実を突き止めます。

正式な社史としては掲載されない闇の歴史ですが、<幸代>たちは同人誌の経験を生かし、「裏社史」としてまとめる5人の奮闘が楽しめ、また彼女の揺れ動く私生活も並行して描かれていますので、最後まで小気味よいペースで読み終えれました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
Commented by birdy
Posted at 2014-09-02 17:11

もう105ですか!

社史編纂室とか社広報誌室とか、閑職のイメージがありますよね。
いまTVで宮部みゆき原作ドラマ「ペテロの葬列」をしています。
最初は見てたんだけど…(-_-;)

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2014-09-02 17:14

閑職でも、必要な部署は組織にはありそうですね。 (笑)
テレビドラマ、面白くなかったのかな・・・。

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