前作 『浜村渚の計算ノート 1』 より間が空きましたが、シリーズ物として続巻が3冊出ているのを見つけましたので、続けて読み切ることにしました。
主人公は、警視庁のテロ対策本部に数学の専門家として召集された麻砂第2中学校の2年生<浜村渚>です。
義務教育から数学が外されたことに怒りを覚えた<高木源一郎>こと<ドクターピタゴラス>は、数学テロ組織「黒い三角定規」を立ち上げ、「美しき数学の国」の建設を目指して日本政府に再考を迫ります。
本書も4編の事件が短篇として納められていますが、どれも<浜村渚>の数学の知識を中心に解決されていきます。
本書には、懐かしい「ルービックキューブ」や数字の「7」にまつわる意外性、そして10進法になれた頭を柔らかくしてくれる「2進法」をはじめ「n進法」にまつわる数式が事件を解くカギになっているなど、普段使用していない脳の領域を活性化させてくれる一冊として楽しめました。
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Posted at 2014-11-26 11:40
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Posted at 2014-11-26 14:13
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