せんだっても高速神戸駅の <生け花> を取り上げましたが、予想通りお正月の飾り付けに生け替えられていました。 使われている花材は、 古典園芸植物のひとつである 「オノト(万年青)」 のみです。 柄のない花が花茎に均等に付く穂状花序の花を咲かせる「オモト」ですが、花後には球形の赤色ないし黄色の液果を実らせます。 俳句の世界での「万年青の実」は、秋の季語ですが、不老長寿の縁起のよい植物として、お正月飾りに適した素材だと拝花しておりました。