「ヤリイカ」や「ケンサキイカ」などの<烏賊>の身を切り開き、内臓・眼球などを取り除いて天日干しや機械乾燥させて作られる「スルメ」は、日本では縁起物で、結納品などに用いられると共に、相撲の土俵にも埋められています。
江戸時代中期ごろから、「スルメ」の「スル」という言葉が「金をスル」という悪い意味につながるために、「アタリメ」という言い換えが俗語として定着しています。
一般的には<烏賊>の筋繊維は横方向に入っていますので横に裂けるのが簡単ですが、繊維が長手方向につながっているためかなりの咀嚼力が必要になります。
縦に裂ければ筋繊維が切断されますので、あまり噛まずとも食べやすいのですが、噛めば噛むほど旨みが増すのが、これまた「スルメ」のいいところです。
<八代亜紀>の初の男歌として『舟歌』「1979(昭和54)年」がありますが、「肴は炙ったイカでいい~」と口ずさみながら、「スルメ」で一杯呑んでおりました。
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Posted at 2015-04-20 09:13
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Posted at 2015-04-20 16:02
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Posted at 2015-04-20 15:58
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