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- ファルコン植物記(1569)白色の大きな花【タイサンボク】
高めの位置で、上向きに花を咲かせる【タイサンボク(泰山木)】ですの、なかなか撮影する機会がありませんでした。
モクレン科モクレン属の常緑高木で、原産地は北米中南部、樹高20~30メートルに育ち、別名は「ハクレンボク(白蓮木)」です。
夏期は6月~7月頃、花径は20センチほどあり、花弁は6枚、萼片が3枚あり、9枚の花弁の花のように見えますが、この花弁数は一定でなく9~12枚の範囲で咲いているようです。
1879(明治12)年8月、アメリカ大18代大統領だったグラント夫婦が来日した際に、上野公園内に元大統領が「ローソンヒノキ」、夫人が「ホソバタイサンボク」を植樹、その後日本に街路樹や公園樹として広まりました。
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