ファルコン昆虫記(695)旅路の果て(19)【エントツドロバチ】
Aug
30
ハチ目(膜翅目)ドロバチ科エントツドロバチ属に分類され、以前は「オオカバフスジドロバチ(大樺斑条泥蜂)」として呼ばれていましたが、今では【エントツドロバチ】の名称が一般的になっています。
体色は黒色で。腹部に黄褐色の斑紋をもつ腹部第二節が太く、全体的にずんぐりとした体長20ミリ弱の大きさです。
泥で巣を作りますが、その入り口を煙突状に伸ばすことが、本種の名前の由来です。
母バチは幼虫の餌として「メイガ」・「ハマキガ」・「ヤガ」などの幼虫を狩り巣に運ぶために、親が幼虫を育てる<亜社会性>を形作っています。
日本では本種の<オス>は採集されておらず、<メス>による単為生殖個体群と考えられています。
Posted at 2015-08-30 18:43
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Posted at 2015-08-30 20:28
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