今年の読書(151)『闇猫・冴子』安達瑤(徳間文庫)
Nov
12
バカンスで出かけた海水浴での日焼けがひどく、デート嬢のピンチヒッターとしてホテルに出向いた<舞子>は何者かに殺されてしまい、現場を目撃した<冴子>は、多田組のヤクザの警戒網を逃れて四国に逃げ延びます。
逃避先でも仕事は順調にあり、四国を去ろうかという最後の仕事に出向いたホテルにいたのは<割家>であり、検察庁に絡む裏金問題を摘発し、併せて<舞子>殺しの犯人を突き止めようと働きかけられ、しぶしぶ<冴子>は<割家>に協力することになっていきます。
播磨組の組長の跡目を狙う多田組の<多田>やヤメ検弁護士<那珂川>、<多田>愛人<麻由美>などが入り乱れ、破天荒ながら娯楽小説として楽しめた一冊でした。
Posted at 2015-11-12 14:20
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Posted at 2015-11-12 14:27
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