ご冥福を祈ります<星野仙一>さん
Jan
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<星野>さんは岡山県出身の70歳。明治大学から昭和44年にドラフト1位で中日に入団しました。現役時代は、闘志あふれるピッチングスタイルから「燃える男」と呼ばれ、中日のエースとして14年間で通算146勝121敗34セーブをあげ沢村賞も受賞しました。
現役引退後は、NHKのスポーツキャスターを務め、さわやかな笑顔とわかりやすい解説で人気を集めました。その後、昭和62年には中日の監督に就任して大胆な戦力の入れ替えなどでチームを改革し、2回のリーグ優勝を果たしました。
そして、平成14年には低迷が続いていた阪神の再建を託されました。ここで星野さんは「勝ちたいんや!!」をキャッチフレーズにチームを改革し、就任2年目(2003年)に阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導きました。
阪神の監督を退いたあとは金メダルを目標に掲げ、北京オリンピックの日本代表の監督も務めました。その後、東日本大震災が起きる直前、63歳の時に楽天の監督に就任しました。被災地の球団としてチームを鼓舞し、就任3年目の平成25年には楽天を初のリーグ優勝と自身にとっても初めてとなる日本一に導き震災からの復興に向かう東北のファンを大いに元気づけました。
平成26年のシーズン終了後に成績の不振と健康上の理由から球団に迷惑をかけたとして監督を退きましたが、その後は球団の副会長に就任して<梨田昌孝>監督を招へいしたほか、ドラフト会議の方針決定や戦力の補強などチームの編成に携わっていました。そして野球界の発展に大きな功績を残したとして去年、野球殿堂入りしました。
Posted at 2018-01-05 15:35
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Posted at 2018-01-05 15:38
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