<グーグルロゴ>(40)「ハナーグラス生誕310周年」
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1747年に出版された料理レシピ本「The Art of Cookery made Plain and Easy」の著者として有名です。日本語にすると、「簡単にわかる料理の世界」といったところで、たくさんの料理が紹介された本でした。
「To the Reader:読者のために」と、わざわざ明記があり、料理をする誰もが理解できる平易な言葉を用いて記された料理レシピ本であり、たくさんの料理が紹介されていました。
このレシピ本は、瞬く間にベストセラーになり、英語圏(当時のイギリスの植民地)の国々で広まり、多くの海賊版も生み出されるほどの人気となりました。
何度も版を重ね、その都度、新たな料理が加えられました。1751年に「ゼリー料理」、1758年にドイツの「ハンバーグソーセージ」と「ピカリリ」、1774年にはインドの「カレー料理」が掲載されていて、自国の料理だけではなく、広く各国の料理が掲載され、18世紀を代表する料理本とされています。