昆虫の
「ヒメマルカツオブシムシ」 を優先してしまい、<マーガレット>は、植物記として取り上げていませんでした。
デイケアを利用されているご婦人が、寂しげなテーブルを飾るためにお庭から切りとられた花です。キク科モクシュンギク属の半耐寒性多年草です。
スペイン領カナリア半島が原産地で、17世紀末に欧州に導入、日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から広く普及して栽培されています。明治時代に導入された「在来白」という白花の園芸品種がよく知られています。画像の<マーガレット>は、白色の丁子咲きですが、黄色や桃色、八重咲きも見受けられます。
何年も越冬して大株になってきますと茎が木質化することにより、和名としては、「モクシュンギク(木春菊)」と名付けられています。