「国際サッカー連盟(FIFA)ランキング」
Aug
16
FIFAは6月の理事会で世界ランキングの算出方法一新を決定。これまでは過去4年間の国際Aマッチの成績をポイント化し、結果、重要度、対戦国の強さ、大陸連盟間の強さに基づいて算出されてきまっしたが、親善試合の比重を下げて国際大会の結果を重視する方式に変更し、さらにW杯準々決勝以降のポイントを増やす形となっています。
6月の発表時に61位だった日本は、55位へとアップ。ロシアW杯のグループリーグ初戦で格上のコロンビア(前回16位)から2-1と大金星を挙げ、さらに第2戦でセネガル(前回27位)と2-2のドローをでした。第3戦ポーランド戦(前回8位)は0-1と敗れ、決勝トーナメント1回戦ベルギー戦(前回3位)も2-3と逆転負けを喫したものの、格上との試合で結果を残して順位を上げました。
アジアのW杯出場国を見ると、イランが37位→32位でアジア勢トップとなり、オーストラリアが36位→43位、韓国が57位→57位、サウジアラビアが67位→70位となっています。
世界の上位国を見ると、昨年末から1位に君臨し続けてきたドイツですが、W杯でメキシコ(前回15位)に0-1、韓国に0-2と敗れた影響もあり、ついに15位へ転落。代わって、ロシアW杯を制したフランスが7位から1位に浮上しました。またW杯準優勝のクロアチアは20位→4位となった一方、日本を撃破してW杯3位のベルギーは3位→2位、W杯4位のイングランドは12位→6位となっています。