京都の代表的な和菓子、「八ツ橋」の製造販売元が創業年を誤認させる表記をしているとして、老舗「井筒八ッ橋本舗」(京都市東山区)が、別の老舗「聖護院八ッ橋総本店」(同市左京区)に記載の差し止めと損害賠償600万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、京都地裁(牧賢二裁判長)でありました。聖護院側は争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。
訴状などによると、聖護院は元禄2(1689)年の創業としていますが、同年に八ツ橋が存在したことを示す文献がなく根拠がないと主張。八ツ橋の来歴などを誤認させる表記で、営業上の信用を損なったとしている。井筒は文化2(1805)年創業としています。
原告の代理人弁護士は閉廷後、「(聖護院側が主張する創業年は)根拠がなく、不正競争防止法の違反にあたる」としています。
俗にいう本家・本元・元祖争いですが、どのような決着がつくのか、気になる裁判です。
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Posted at 2018-08-22 17:39
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Posted at 2018-08-23 00:34
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