<グーグルロゴ>(92)「バルトロメ・エステバン400周年」
Nov
28
母方の親戚に画家がいて、13歳の頃から工房を手伝っていたという記録が残っており、彼の作品は1630年代後半からの作品が残っています。
1970年前後から、「スティロ・バポローソ:薄もやの様式」と称される、画面全体が薄もやに覆われたような夢幻的な作風を生み出し、画家としての名声をほしいままにしました。
生涯のほとんどをセビリアで過ごし、300点に及ぶ作品を残しています。
特に有名な作品が「無原罪の御宿り」を題材に描かれた絵画です。数点を残しています。その中でも一番知られているのは「聖母マリア」を題材にしたものです。
ルネサンス以降、芸術の中心だったイタリアをしのぐほど、スペインの芸術の地位を押しあげた「バロック美術」を代表する作家の1人です。
「バロック美術」の後に続く「ロココ美術」を先取りしていたとも言われ、その橋渡しを行なった人物とも称されています。