中国の電子商取引大手「アリババ・グループ(阿里巴巴集団)」(本社:浙江省杭州市)は、同国でネット通販最大の商戦日とされる11月11日の「独身の日」の売上高が最初の1時間に840億元(120億ドル)に達したことを明らかにしています。前年同期の690億元を22%上回っています。
アリババのセールは11日の24時間。昨年の流通総額は2135億元(約3兆3300億円)でした。今回、100億元(約1560億円)の大台に到達するのにかかった時間は1分36秒。昨年の記録を29秒更新し、過去最速でした。
2018年の独身の日のアリババの売上高は、300億ドル相当となり、米国の感謝祭後の「サイバーマンデー」の売上高全体(79億ドル)を大幅に上回っています。ただ前年比の伸び率は27%と、これまでで最低となっています。
日本からの輸入品も好調で、開始1時間での国別統計では首位でした。ブランド別の統計では、花王やムーニー、ヤーマン、資生堂が上位10位に食い込んでいます。
また報道よりますと、アリババは今月、最大150億ドルの調達に向け、香港市場に上場する計画のようです。
同社は中国でネット通販最大手の座を維持していますが、京東商城(JDドットコム)のほか、ピン多多(ピンドォドォ)などとの競争に直面しています。
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Posted at 2019-11-11 14:10
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Posted at 2019-11-11 14:17
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