<藤井聡太七段>(53)タイトル挑戦ならず@第69期王将戦
Nov
19
将棋の第69期王将戦の挑戦者を決めるリーグ戦は7人による総当たりで行われ、ここまで<広瀬章人竜王>(32)と<藤井聡太七段>の2人が共に4勝1敗で首位に並んでいました。
2人は最終対局日の19日、東京の将棋会館で直接対決し、最後まで何度も形勢が入れ代わる激戦の末、午後7時42分、126手までで<藤井七段>が投了に追い込まれました。
<広瀬竜王>は5勝1敗でリーグ戦を勝ち抜き、来年1月から<渡辺明三冠>(35)に挑む王将戦七番勝負への挑戦権を初めて獲得しました。
<藤井七段>は、この勝負に勝てば自身初となるタイトル挑戦を史上最年少で実現させることになりましたが、あと一歩およびませんでした。記録更新の可能性として残るのは、来年6月初旬に開幕予定の第91期ヒューリック杯棋聖戦となっています。
これまでの最年少記録は<屋敷伸之九段>(47)が平成元年12年、棋聖戦に挑戦した17歳10カ月。最年少でのタイトル獲得は2年8月の棋聖戦で<屋敷九段>が18歳6カ月で成し遂げています