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- 神戸市立小中学校での組み体操禁止@神戸市教育委員会
体育行事での組み体操について、神戸市教育委員会は20日、市立小中学校での実施を来年度から全面的に禁止することを決め、全校長に通知しています。これまでは各校の判断に委ねていました。
練習中の事故の多さを危ぶみ、<久元喜造>市長は、7月10日、自身のツイッターで「わたしの権限外ですが、もう止めるべきです」と投稿中止を求めていましたが、市教委側が応じず、運動会で骨折6件を含む51件の事故が起きています。
組み体操を巡っては2015年以降、市立小中で746件(うち骨折210件)の事故が発生。近年は取りやめる学校が増えており、本年度は全校の約4割の94校が実施を見送っています。
組み体操の禁止は、この日開かれた市教委定例会議で、5人の教育委員が全員賛成して決まっています。多人数による大技の「タワー」や「ピラミッド」だけでなく、肩車や倒立、ひざの上に立つ「サボテン」など2~3人で取り組む技でも事故が起きているため、全面禁止に方針を切り替えました。
神戸市教教育委員会は、組み体操に代わって子どもたちが一体感を得られる演目の例として「ソーラン節」や、隊形を組んで前後左右に動く「集団行動」などを挙げています。
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