かつてスターだった中年のプロレスラーが、試合後に心臓発作で倒れ、医師から引退を宣告され、自身の人生を見つめ直す物語『レスラー』が、2009年6月13日から全国で公開されます。
人気レスラーだった「ランディ」も、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けています。そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたり「ランディ」は心臓発作を起こしてしまいます。妻と離婚し娘「ステファニー」(エヴァン・レイチェル・ウッド)とも疎遠な「ランディ」は、「命が惜しければリングには立つな」と医者に忠告されてしまいます。
主演<ミッキー・ローク>の熱演で、第62回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。<ローク>自身も第81回アカデミー主演男優賞にノミネートされました。監督は、普通の生活をしていた人々が、ドラッグにより破滅してゆく様を描いた衝撃作『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000年)の<ダーレン・アロノフスキー>が務めています。
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