ディズニー/ピクサーが、『トイ・ストーリー』(1995年)から25周年の記念の年に贈る最新作
『リメンバー・ミー』(2017年・監督: エイドリアン・モリーナ、 リー・アンクリッチ)は、「死者の世界」など、ユニークでイマジネーションあふれる世界を舞台にしてきたディズニー/ピクサーです。本作では、「生まれる前の魂<ソウル>の世界」を描いています。
予告映像では、ジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師の「ジョー」が「ついにライブに出られるぞ! ようやく夢がかなうんだ!」と喜びながら電話をしますが、マンホールへ落下し、かわいらしい姿に変身してしまう。そしてそこが、生まれる前に「どんな自分になるか」を決めるソウルの世界だと告げられます。
そこで出会ったのが「人間の世界に行きたくない」と何百年もソウルの世界にとどまっているソウルの<22番>でした。「人生って、そんなに大切なものなの?」と言う<22番>に対し、「ジョー」は「ああ、もちろんだよ!」と楽しさを伝える。戻りたいと願う「ジョー」の姿を見て、<22番>は人生のきらめきを見つけられるのでしょうか。正反対の2人の出会いの様子が、切り取られています。
監督は、 『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)・
『インサイド・ヘッド』(2015年)の<ピート・ドクター>(51)と、<ケンプ・パワーズ>が共同で務めています。