『ボストンストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』@<デビッド・ゴードン・グリーン>監督
May
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テロ事件の犯人特定に一役買ったことで一躍脚光を浴びるも、両脚を失うという大きな傷を追った「ボーマン」が、恋人や家族に支えられ、困難を乗り越えて再生していく姿を、『ナイトクローラー』(2014年・監督: ダン・ギルロイ)の<ジェイク・ギレンホール>主演、『スモーキング・ハイ』(2008年) ・ 『セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅』(2013年)の<デビッド・ゴードン・グリーン>が監督を務めています。
ボストンで暮らしていた「ジェフ・ボーマン」は、元恋人「エリン」の愛情を取り戻すため、彼女が出場するボストンマラソンの応援に駆けつけますが、ゴール地点付近で発生した爆弾テロに巻き込まれ、両脚を失う大ケガを負ってしまいます。意識を取り戻した「ボーマン」は警察に協力し、「ボーマン」の証言をもとに犯人が特定されると一躍ヒーローとして脚光を浴びます。
この映画が描くのは輝かしい英雄ではなく、苦しみもがき、それでも這い上がろうとするごく平凡な人間の姿です。だからこそ味わえる共感と深い感動がここにはあります。