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- ファルコン昆虫記(870)「ビロードスズメ」の幼虫
漏斗状に巻いた花姿が独特なサトイモ科オランダカイウ属の 「カラー」 ですが、開花時期も終わったようで、大きな植木鉢の「葉」だけの姿でしたが、久しぶりに見ますと「葉」が虫食い状態になっていました。
どうしたのだろうと観察してみますと、なんと「スズメガ」の体長7~8センチのマルマルとした大きな幼虫が3尾ほど活動していました。
お尻に「スズメガ」の特徴である、「尾角」 がありますので、 「セスジスズメ」 や 「エビガラスズメ」 などの : チョウ目(鱗翅目) スズメガ科 の「スズメガ」の仲間だとまではすぐに分類できます、
サトイモ科を食草とする、「尾角」が後方に湾曲している、変異体が多い種としてこの茶褐色のまだら模様の幼虫の親名は スズメガ科 ホウジャク亜科の 「ビロードスズメ」 だと同定しました。
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