日経平均株価は小幅ながら続伸としています。前日の米国株式市場では、<ペンス>副大統領が各州知事にワクチン配布を2週間内に開始する可能性を伝えたことが明らかになったほか、追加経済対策の合意成立への期待感が高まり、終日堅調に推移。ナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。
こうした米株高の流れを受けながらも、これまでの日経平均は押し目という押し目を作らずに心理的な節目である27000円近くまで上昇してきています。
そのため、高値警戒感も漂うなか、朝方高く始まった後にはすぐに下げに転じる場面もみられました。しかし、ワクチン実用化による景気回復期待と各国の財政金融政策が下支えするとの楽観的な見通しは不変であり、下値では押し目買いもありました。
日経平均は、結局、終日、前日終値水準(2万6787円54銭)を挟んでの一進一退となり、大引けの日経平均株価は前日比13.44円高の26800.98円となっています。
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