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- ダウ平均株価(6月9日)@終値3万4447ドル14セント
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比152ドル68セント(0.44%)安の3万4447ドル14セントで取引を終えています。
(5月7日)につけた過去最高値「3万4777ドル76セント」に近づき、高値警戒感から売りが優勢でした。当面の金融政策を占う上で注目される5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、取引終了にかけて持ち高調整の売りも出たようです。
米長期金利が一時(1.47%)と1カ月ぶりの低水準を付け、利ざや縮小の観測からJPモルガン・チェースなど金融株が下げています。
インフレが加速する中で、5月の米消費者物価指数(CPI)の結果を確認したい投資家が多いようで、市場では「予想より上振れすれば、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を早期に縮小するとの観測が盛り返す可能性」がありそうです。
取引終了にかけ、相場は持ち高調整の売りに押されましたが、長期金利の低下で高PER(株価収益率)のハイテク株の一角が買われ、相場を下支えしています。
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