中国・北京で1日行われた共産党創立100年を記念する式典で、<習近平>党総書記(国家主席(68))は世界第2位の経済大国を実現した党の実績を誇示し、次の目標となる「強国」実現にまい進すると宣言した。<習近平>党総書記は、自画自賛の歴史観で一党独裁体制の正当化に徹底しています。
「党の輝かしい歩みを振り返り、明るい未来を展望する」。天安門楼上で演説した<習近平>党総書記は冒頭、こう前置きし、党創立100年の目標としていた「小康社会(ややゆとりのある社会)」や貧困問題解決を実現したと語っています。
<習近平>党総書記はアヘン戦争(1840~42年)後の半植民地状態を経て、中国が「世界第2位の経済力へ歴史的躍進」を遂げたと強調。その上で「第2の100年」の建国100年を迎える2049年に向けて「全面的な社会主義現代化強国の建設を必ず実現する」と力説しました。
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