ゴヤ賞で作品賞や脚本賞などを受賞したスペイン映画『スクールガールズ』が、2021年99日より全国で公開されます。
1992年、バルセロナオリンピック開催に沸くスペインを舞台とし、修道院に通う「セリア」が、友人たちとの新たな経験を通して思春期の扉を開け、家族や自分自身と向き合っていくさまが描かれます。
ベルリン国際映画祭での新人監督賞、クリスタルベア賞へのノミネートをはじめ、スペイン国内でも数々の映画賞を獲得した作品です。
監督と脚本を担当した<ピラール・パロメロ>自身も4歳から修道院で学んでおり、長編デビュー作の本作には自身の体験が色濃く反映されています。<ピラール・パロメロ>は「極めて保守的なスペイン修道院の教育と、オリンピック開催の熱狂渦巻く外の世界にあふれる刺激には、大きなギャップがありました。しかし私たち、1992年当時の教育を受けた女性たちこそが、〈勉強をし、独立して、なりたいものになれる〉とはっきり感じることができた初めての世代だったのではないかと思います」と語っています。
主人公「セリア」を演じたのは、本作で主演デビューを飾った<アンドレア・ファンドス>。スペイン映画批評家協会賞では新人女優賞に輝いています。母親を<ナタリア・デ・モリーナ>が演じ、『悲しみに、こんにちは』(2017年・監督:カルラ・シモン)などを手がけた<ヴァレリー・デルピエール>がプロデュースを務めています。
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