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- 南軍<リー>将軍の銅像撤去@米バージニア州リッチモンド
8日、米南北戦争(1861~65)中に奴隷制を支持する南部連合が首都としていた米バージニア州リッチモンドで南軍司令官<ロバート・E・リー>将軍の巨大な騎馬像が撤去されました。像の撤去は、人種差別に抗議するデモの焦点となっていました。昨年、黒人男性<ジョージ・フロイド>さんの警官の暴行死事件をきっかけに全米で人種差別批判が強まる中、<クリストファー・コロンブス>の銅像も各地で相次いで破壊され、<リンカーン>像の撤去も行われています。
南北戦争で北バージニア軍を率いた<リー>将軍の銅像は、100年以上前から市内のモニュメント通りにそびえる象徴的存在でした。
厳重な警備の下、高さ6.4メートルの銅像がクレーンでつり上げられて高さ12メートルの花こう岩の台座から外され、像はゆっくり地面に下ろされ、分解されてトラックで運び去られました。
南部連合の記念碑を擁護する人々は、誇り高い南部の伝統を記念するものであり撤去は歴史の抹消だと主張していますが、歴史研究者らによれば、米南部に点在する記念碑の多くは人種差別を容認する人種隔離法が存在していた時代に、公民権運動への反発として建造されたものだといいます。
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