『エクソシスト』<ウィリアム・フリードキン>@NHK BSプレミアム
Nov
15
女優「クリス」(エレン・バースティン)の12歳の娘「リーガン」(リンダ。ブレア)はある時から何かに憑かれたかのようにふるまうようになります。彼女の異変は顕著になりますが、病院の科学的な検査でも原因は判明しません。やがて醜い顔に変貌した「リーガン」は緑色の汚物を吐き、神を冒涜するような卑猥な言葉を発するようになります。悪魔が彼女に乗り移り、その後、「リーガン」の前にふたりの神父「メリン」(マックス・フォン・シドー)と「カラス」(ジェイソン・ミラー)が訪れ、悪魔祓いを始めます。
<ウィリアム・フリードキン>が監督を務め、本国において1973年の興業収入1位を記録、世界中にオカルトブームを巻き起こした戦慄のホラー映画です。ゴールデングローブ賞では7部門にノミネートされ、作品、監督、脚本、助演(リンダ・ブレア)の4部門を独占。本命オスカーでは『スティング』とともに作品、監督など最多主要10部門にノミネート(受賞は脚色賞と音響賞)。作品賞にノミネートされたホラー映画は『エクソシスト』が初めてで、それ以降は2017年の『ゲット・アウト』までありませんでした。