17日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=114円97銭まで下落し、115円台にせまりました。
2017年3月以来、約4年8カ月ぶりの円安ドル高水準となっています。円安は輸出企業にとって追い風となる一方、原材料の輸入価格を押し上げガソリンや食品価格の上昇を招き、家計には負担増となります。消費が冷え込めば、新型コロナウイルス禍からの経済回復に冷や水となりかねません。
午後5時現在は前日比62銭円安ドル高の1ドル=114円88~90銭。ユーロは18銭円高ユーロ安の1ユーロ=129円84~88銭となっています。
9月の円相場は1ドル=110円前後を中心に推移していました。
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