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- 日経平均株価(3月10日)@終値2万5690円40銭
10日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに大幅に反発し、前日比972円87銭(3.94%)高の2万5690円40銭で取引を終えています。上げ幅は2020年6月16日(1051円)以来の大きさでした。
原油など主要な国際商品の上昇が一服し、急速な資源インフレの進行による景気悪化の懸念がひとまず和らぎ、幅広い銘柄に買いが入りました。
前日の商品先物市場では石油輸出国機構(OPEC)による原油増産の思惑から、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油が(10%)超下がりました。穀物や非鉄金属などほかの商品の下げにも波及しています。資源高に伴う景気減速への懸念がいったん後退し、前日の欧州や米国の株式相場が大幅に上昇した流れで、東京市場でも買いが優勢でした。
日経平均は前日まで3日連続で昨年来安値を更新し、直近4営業日で1800円超下げています。主力銘柄に自律反発を見込んだ買いが入りやすい情況でした。
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