ダウ平均株価(4月1日)@終値3万4818ドル27セント
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朝方発表の3月の米雇用統計が労働市場の回復を示し、消費関連株の一角に買いが優勢となりました。新たな四半期に入り新規資金が流入しやすいとの見方から、取引終了にかけ買いが強まる展開でした。
雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比43万1000人増と市場予想(49万人増程度)を下回りました。ただ、過去2カ月分は大きく上方修正されました。労働参加率が上昇するなか、失業率は2月の(3.8%)から(3.6%)に低下し、平均時給は前年同月比で市場予想以上に増えています。労働市場の力強い回復が続いているとの見方につながり好材料とされ、消費関連株が買われディフェンシブ株も上げています。
一方、1日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め観測の高まりを背景に2年債が10年債利回りを上回る「逆イールド(長短金利の逆転)」の状態となり利ざや縮小の観測から金融株が売られています。
ナスダック総合株価指数も前日比40.981ポイント上げ、1万4261.500で終えています。